今月の読書会は23日(金)です。
いつもお知らせが遅くなってしまってすみません。今回は早めに。
2月23日(金)13時から半から読書会があります。課題本は谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」という自伝的な短編です。先月の川端康成の「みずうみ」に続いて古いところを責めてみたいと思います。ちなみに3月は中島敦「山月記」4月は田山花袋「蒲団」をとりあげる予定。場所はいずれも町田市民フォーラムの多目的実習室です。参加費は500円(年会費は別)になります。
大昔、まだ十代の頃だったと思いますが、ほぼ毎日深夜まで議論した友人が「異端者の悲しみ」を気に入っていたんですよね。懐かしいな。彼女も小説を書いていましたが、今はどうしているやら…。
それから、午前中(10時から)はリフレッシュお茶会というのもあります。以前は絵本の読書会をやっていましたが、そういった枠をとっぱらおうということになりました。今後、様々なテーマでの情報交換やワークショップ等、内容については発展させていきたいと思います。
23日は、川上未映子のエッセイ「きみは赤ちゃん」をテーマに、どこか一部分を朗読し、感想や経験談など自由に話し合えればと思います。
よろしくお願いします。
第18回まちだ男女平等フェスティバル
明日、2月3日(土)と4日(日)に第18回まちだ男女平等フェスティバルが開催されます。ピッピのくつした展の展示をしてくださった担当の方々、ありがとうございます
明後日は仕事なので、私は明日顔を出そうと思っていますよ。……ここに〈センターだより〉があるのですよ。ガサゴソ。あっ、おしるこ喫茶やお父さんの軽食喫茶室というのがありますね。せっかくなので、何か食べてこようかな。
他にも色々ありますが……うーん、明日の10時からのオープニングセレモニーに続くメインイベントは「依存症ってなあに?」という講演のようですね。
文学の中にも存症はときどき描かれていますが、男女平等フェスに相応しいというか、これは、だいぶ現代的なテーマですよね。依存症って、普通の生活に入り込んでいる深刻な問題なのだろうなぁと想像できますが。
おたよりによると、サブタイトルに「家庭崩壊につながる ギャンブルからネット、アルコール、薬物まで」とあります。その依存症本来の意味、正常な習慣や嗜好と病的なものの境い目をわかりやすく解説してもらえるみたいです。
これは聞いてくるしかないですかね。皆様もぜひ。
「みずうみ」読書会
先週の金曜日に読書会がありました。
ここのところ、最近出版されたもの、特に翻訳文学やを続けてとりあげてきたせいか、新潮文庫の川端康成「みずうみ」がこころなしか手に馴染んで好もしく感じられました。ただし、意外にも安心して読めるとは言い難い作品。
実は、私も読んだことがなかったのですが、何人かの人。
主人公は元教師の桃井銀平という青年。彼は直観的に惹かれた若い女性のあとをつけてしまうという性癖を持っています。今で言えばストーカーなのでしょうが、物語の舞台となっている終戦後10年の東京でも、かなり危うい存在。教え子と恋愛関係を持って学校を追われてしまったのです。
でも、いったいどこまでが現実なのか? どう解釈したらよいのか?
これは変態だと思うという意見もあり、いや、昆虫が姿かたちを変えるような変態ではないかという男性参加者の見方もありました。どちらにしても、男性の読み方は作品を読み解くヒントになりました。
今後しばらく古い文庫を読んでみようということになり、来月は谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」、再来月は田山花袋「蒲団」を取り上げる予定です。
ワークショップの写真
お待たせしました。先日の小学校の放課後事業ワークショップの写真を少しだけアップします。
先ずは、自分として歩くところからスタート。その後、ウォーミングアップで色々なものになって歩いているところです。
食べ物をあてるジェスチャーゲームなどもやってみました。なかなか難解なものも多かったですね。
これからがメインの「てぶくろ」に入っちゃおう。
てぶくろはどんどんふくらんでいきます。
「わんわん」という犬の声に、てぶくろはぱちんとはじけて、みんな去っていきました。
みんな、元気でね。立派な人になってください!
もうひとつ、おまけの写真。先日、メンバー対象に行った演劇ワークショップです。
インフルエンザ?
少し前に足の甲を痛めまして、だましだまし過ごしていました。治りそうで治らない。一進一退という感じ。どこかの骨折を我慢していて負担がかかり何カ所も骨折した人がいるという話も聞き、ちょっとまずいかなと思ってました。
先日のワークショップのときには忘れていましたが、終わったらやっぱり痛いんです。翌日は久しぶりのオフにしていたので、足にも良いのではないかと温泉施設に行ってきました。というか、それは名目で本当はただ温泉に浸かりたかっただけです。
ところが、劇的に痛みが緩和。どういうことなのでしょうね?
もともと私はお風呂が好きなのですが、それで体調がよくなった経験はほぼなく、むしろ悪化したことの方が多いんです。特に入浴後に喘息が悪化した経験は何度もあります。
あ、そうか、怪我と病気は違うのかな?
それで喜んでいたのも束の間、今度はインフルエンザに罹ってしまいました。実は職場でインフルエンザが猛威を振るっていまして、人が足りなくて休めない状態が続いていたんです。それがひと段落といったところでした。今頃罹るとは…。
なので、症状からしても、どう考えてもインフルエンザ間違いなしだったので病院に行きませんでした。
普段の風邪では食欲は落ちませんが、やはり食べられなくなるのですね。頭痛に加えて体中痛くてたまらず、それと、ひどい寒気。思わずお風呂に入りました。短時間湯船に漬かる程度ですけどね。これがとても気持ち良く、出た後、心なしか症状が緩和されているような。
癖になり、一日に何度も入浴してしまいました。もちろん短時間ですが、そのたびに症状が治まっていくのが体感できました。
一昨日の夜職場から帰宅してすぐダウンしたんです。熱は38度くらいでした。昨日は一日寝て過ごしましたが、今朝は平熱に。入浴の効果?
しかし、今日は雪ですね。油断してぶり返さないようにしないと。
小山田南小の放課後事業でワークショップ
毎年呼んでいただいている小学校の放課後事業で演劇ワークショップをしてきました。今回が最後だというこで、何をやろうかあれこれ迷ったのですが、過去にやった絵本「てぶくろ」を使うことにしました。
と言っても、以前参加してくれたお子さんがおり、ここの小学校はなぜか思い切り遊べるお子さんが多いので、「てぶくろ」に行く前のウォーミングアップのゲームでめいっぱい盛り上がりました。といってもみんなが同じように楽しむわけではなく、お子さんぞれぞれの楽しみ方をしてくれる。
そういうことって、ますます貴重になっているような気がします。時代はどんどん変わっているのでしょうね。
お母さんたちが手をつないでつくった手袋にぎゅうぎゅう詰めに入った子どもたちが、最後、「わんわん」という犬の声を合図にわっと走り出して現実に戻っていく感じが良かった。
本当に「これでおしまいです」という感じ。物語は、最初があって終わりがある。これでいいんだなと思いました。
すみません。写真がまだ手に入ってません。あとでアップしますね。
小山田南小学校のみなさん、ありがとうございました(^o^)/
小説を書かなければ…
忙しさにかまけてまだ何も書いていないのですが、抒情文芸の投稿締め切りまであと一週間。どうしたものでしょうね。
昨日はなんとか下町の実家に帰り、お正月の挨拶をしてきました。その後、荒川沿いを少しだけぶらぶら歩きました。と言っても私の感覚だと4、5キロなんですけど。
高速道路と歩道橋の間にスカイツリーが見えますね。
下から見ると、この歩道橋がものすごく高い。途中のツタのからまったあたりには鳥の巣があるようでした。
ああそうか、ここは葛飾区ですしね、古くは葛が茂っていたのでしょうか。隣の足立区には葦が立ってたという説もあるし、地名は地形を示すものなのかな。
平な土地では、こういう景観に心を癒されるのかもしれません。
なんとなく、小説の構造にも似ているなと思ったのです。