物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ピッピのくつした コロナ自粛応援号

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7月28日に「ピッピのくつした」コロナ自粛応援号を無事、印刷&製本しました~。今回は編集会議作業もほとんど公園で。ページ数も抑えて本の紹介中心になっています。
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図書館等に置いてありますので、欲しいかたは声をかけてみて下さい。お茶会や読書会等でもお渡しできます。

コロナ小説を書く。

ふと気がつくと7月になっていて驚きますね。コロナ禍では時間の流れが違うのかも…

うっかりしていたら叙情文芸の投稿締め切りがすぐそこに迫っていて青くなりました。青くなったので、主人公の少年の名前は蒼太に決定。

ここ何日か手帳に断片的に書いたことはそれぞれ関連のない場面だったのですが、もっと粉々にして組み合わせていったら、あーら不思議、物語が流れ出しました。なんでしょうね、これ?自分でもわかりません。

なんだか、カップラーメンにお湯を注いだような感じです。
(コロナなどなかった若い頃、バックパッカーをしていたとき、乾麺を琺瑯カップ(大)に割りいれてお湯を注いで食べたものでした。)

その中で複数登場していたのが、その小学1年生の男の子だったのです。仮に颯太と名付けていたのを、蒼太に変更しました。

(なぜ少年か。思うに、最近読んだ漱石唯一の自伝的小説「道草」の影響と思われます。生き生きした少年時代の描写にドキドキしたからでしょう。…と言っても、どこも似ていませんが)

物語が流れ始めると、その世界がよりはっきり見えてきます。より現実に近くなり、音や匂い、漂う空気が肌に触れる感触などにぞわぞわしてきます。
男の子もそうですが、周囲にいる人々もよりリアルに感じられ、自分がこう描きたいと思っていた人物からどんどん離れて実態を持っていきます。
今はコロナ抜きには成り立ちません。

書くことのない様々な場面の中に入ってしまうのですが、どこを書けば良いのか?
そのいくつかを切り取って物語の形に組み立てます。

う~ん、うまくいかな~い。

ここは歯がゆいですが、仕方ありません。
残念ながら、私の技術力は限られていますのでね。

とりあえず完成。無事プリントアウトして、投稿しました。

自粛解除後初の読書会

報告、遅くなりました。
お茶会も読書会も無事開催しました。

お茶会では、今話題のダーウィンの進化論関連の絵本を何冊か読み比べてみました。有名なので色々な本が出てます。ちょうど今月はNHKの100分de名著で「種の起源」の再放送もあったみたいですね。

読書会はこの本。
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読解するというよりは、今年に入ってからのコロナ状態を再認識するかたちに。参加費の徴収はやめて、自由に思ったことをしゃべりました。そんな時間も必要ですね。

心配していましたが、やってみて思ったよりうまくいきました。
感染が心配だとじっくり会話するのは難しいですからね。どうすれば安心だろうと考えて、メンバーが扇風機も持ってきてくれたので、窓を開けて風の流れも作りました。
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市民フォーラムの建物全体も換気には気を配ってくれていて、換気扇フル稼働、窓も開けて心強かったです。

雨の日

今月は読書会も再開するということで、先日はコアメンバーでそのことについて話し合いました。
部屋をとろうかとギリギリまで迷ったのですが、結局森の中を選びました。おもいっきり雨だったのですけどね。
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水溜まりもこんな。でも、なんてきれいなんでしゃう。
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なんだか別世界のようです。
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恐ろしく澄んだ鳥の鳴き声が響き渡っていました。

久しぶりのランチ

自粛解除になって、このところ目が回るような忙しさです。

単純に生活が元の通りに戻るわけではありません。より煩雑な対策が必要になってきて、周囲の人たちとのすり合わせもなかなか大変な作業。何が大事なのか、何が必要なのか、何を怖がるべきなのか解釈は人それぞれですからね。

一生懸命になればなるほど色々なことがうまく伝わらず、ぎくしゃくするし、不要なトラブルも続出。お互いストレスが高くなっているので尚更です。

でも、先日、イタリアンレストランで友人と半年ぶりに再会したのは嬉しかった。最初はマスクをなかなか外せず、斜めに向かい合ってぽつりぽつりと言葉を交わし始めました。が、食事が運ばれてきてマスクを外したくらいから抑えがきかなくなって、もうお互いに止められない。

いくらなんでも、しゃべりすぎでしょう。いや、もしかしたら人との距離の測り方がわからなくなっているのかな(=_=)

 

抒情文芸 「定点観測」

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抒情文芸の2020年夏号に、短編小説「定点観測」が載りました。多くの方に読んでいただけると思うと嬉しいです。
この3月から4月にかけての自粛期間、森のなかで書いたものです。内容もその通り。
このとろ、ピッピの運営会議等も森の中でが定番になっています。
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読書会再開に向けて

市民フォーラムでの10時から12時のお茶会、13時半~15時半の読書会を今月から予定していますが、色々制約がありますので追記します。

一番大事なこと、参加する場合は検温してきてください。検温してこないと参加できませんので気をつけてくだいね。

飲食禁止なので、残念ながらお茶とお菓子は用意することができません。でも、水分補給は必要ですのでご持参ください。

イスは1つ飛ばしにして座ります。終了後はイスとテーブルを消毒することにご協力をお願いします。

活動中は窓を開けたままにしますので、暑さ対策のものを何か用意することをおすすめします。
たとえば、保冷剤をタオルにくるんでくるとか、水筒に氷を入れてくる等ですかね。
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なお、読書会のテーマ本は、6月26日(金)パオロ・ジョルダーノ「コロナ時代の僕ら」、7月31日(金)カミュ「ペスト」です。