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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

詩の朗読会

昨夜は国立本店での詩の朗読会がありました。今までそういうものに参加したことがなかったので、朗読会がどういうものなのかまだわかっていないのですけれど、先日参加したビブリオバトルとは人種がちょっと違うかなぁと。 まず会場になっているお店が面白く…

甘草のつぼみ ゴーリキー『二十六人と一人』

もうすぐ7月。だんだん暑くなってきましたね。肉体労働の後はバテバテです。疲労回復には睡眠が一番と実感しますが、食べ物も大事なのかな。 今日は途中帰宅して、定期テスト中の息子とお昼ご飯。と言ってもご飯を炊くのが面倒で、パンでいいかなと。 この…

視力と聴力…感覚を開くワークシッョプ

昨年夏の終わりから悩まされている"耳鳴り&難聴”ですが、少し良くなったものの、肩こりとともにまだ続いています。集中力が阻害されるのと、やはり人の言葉がよく聞きとれないことがあります。すごく困っているわけではないのですが、困っていないわけでは…

着物でビブリオバトル

昨夜は着物でビブリオバトルなる催しにピッピのメンバー数人とともに参加させていただきました。 なぜ着物?と思っていたのですが、良い意味での"遊び”という雰囲気を醸し出していました。 今まで中・高生ビブリオバトル観覧の経験しかなかったので、高校2…

アルセーニイ・タルコフスキー詩集「白い、白い日」

このところ、ロシアのタルコフスキー監督の映画が話題になっていました。 私はタルコフスキー映画では『ストーカー』が好きです。この世界には、厳重に封鎖されたものすごく危険であるらしい「ゾーン」という場所が出てくるのですが、何が危険なのかわからな…

PASSING ネラ・ラーセン 詩の朗読

昨日は母の整形外科の手術の立ち会いがあり、無事終わってホッとしました。 父と2人で何時間も談話室で待っているのがいたたまれなくて、マンガ「暗殺教室」最新刊(14巻です。更にパワーアップして、数学の問題など考えさせられました)と、ネラ・ラーセン…

漱石の現代性を語る

昨日、夫と2人で、早稲田大学で行われた国際シンポジウム「漱石の現代性を語る―歿後100年、生誕150年ー」に参加してきました。午前から夕方6時までの長丁場でしたが、面白かった~。 午前中は漱石へのアプローチということで、ロシアの世紀末文学と…

コレット『軍帽』 クッツェー『サマー・タイム』

リチャード・ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』を読み始めて、あれっ、このエピソードは知っていると思いました。たぶん、大昔、読んだことがあったのでしょう。たぶん、村上春樹の本を読んでいてブローティガンの名前に行き当たったのだと思いますが、…

「マミー」「ヒア・アンド・ナウ」から学ぶ

映画『マミー』は時間がたつほどに良い映画だという気がしてきました。 パンフレットによると、若いドラン監督は、見当違いなことを口走ってしまわないように自分が十分知り尽くしていることを語るのだと言っています。そして、自分がもっとも愛するテーマは…

Mommy/マミー 東京日記

夫と2人でカナダのグザヴィエ・ドラン監督の映画『マミー』を観てきました。映画館はすごく混んでいて、もはやメジャー映画なんだなと思いました。以前の作品に比べてそんなにわかりやすい作品ではないように思いましたけどね。 物語には、あれこれ問題を起…

どんどん焼き と ブローティガン

今日は早朝から家の雑用に終われているうちに、昼近くなってしまいました。最低限必要なことしかしていないというのに、家事は侮れません。簡単に昼食をとって自分の仕事にでかけよう…と思いついたのがお好み焼き。 広島に旅してお好み焼きを食べて以来、東…

「ピッピのくつした」マンガ特集 と かくかくしかじか(マンガ大賞)

最初にお知らせ。 次号「ピッピのくつした」は7月発行の予定です。図書館まつりでビブリオバトルの司会をして下さった宮本さんにお話をうかがいたいという案がありましたが、さっそく来月2日の午後2時からと決まりました。 次号はマンガ特集ですね。 マン…

祭りの場

今まで、私が最初に出会った現代文学は、高校入学頃に読んだ、村上春樹の『風の歌を聴け』と『1974年のピンボール』だと思っていました。または、中学生時代にはまって当時出版されていたものはほとんど読んだ安部公房の小説だとも言えます。中学生の私は、…

病院

50を過ぎて、病院に行く回数が激増しています。これまで病院恐怖で極端に避けていたのですけれども、そうも言っていられません。 今気になっているのは、少し改善されていた耳鳴り&難聴がこのところの飛行機の爆音のせいで悪化していること。機械音がダメ…

青年時代 クッツェー

「抒情文芸」の投稿締め切りが迫ってお尻に火がつきまして、広島に行く前に書き殴ってあった小説をなんとか完結させようと今日は朝から一日作業していました。今回は二十歳のひきこもりの青年が主人公なんです。 それでなんとなく、J・M・クッツェーの「青…

ペコロスの母に会いに行く

夜になって冷えてきましたね。そのせいなのか、耳鳴り&難聴がやや悪化しているような…。お風呂で温まりたいですが、ちょっとその前に。 先日、ラジオで岡野雄一さんの講演を偶然耳にしました。雑用をしながらだったのですが、お母さんを介護した実感のこも…

エトガル・ケレット『突然ノックの音が』

昨日はイスラエルの作家エトガル・ケレット氏の『突然ノックの音が』刊行記念のイベントがあり、早稲田大学まで行ってきました。 副都心線で西早稲田に出て、昔住んでいた路地を抜けていきました。昔は西早稲田なんて駅はなかったし、周囲はだいぶ変わってい…

国際子ども図書館

今週初め、用事があって御徒町のビジネスホテルに泊まりました。そのとき国際子ども図書館(国立国会図書館)に寄りました。確か、カフェでランチも食べられたはずだという記憶もあって。 2000年に国立初の児童書専門の図書館として開館してすぐの頃に一度訪…

東京大学で一葉・漱石・鷗外を読む

昨日2月22日(日)河出書房新社の池澤夏樹編「日本文学全集」の明治の巻『樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鷗外』が今月刊行されるのを記念したイベントに参加しましてきました。 青春小説「たけくらべ」「三四郎」「青年」のにゆかりの地に深い本郷の…

存在の耐えられない軽さ

ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」を読みました。最初は、あまりに厳密に考えようとする理屈っぽさに(そういう思考に慣れていない日本人として)なかなかついていけなかったのですが、いや、ついていかないといけないな、と現代人として考え直し…

火星から来た男

今日の読書会は、午前が『三びきのこぶた』で午後がル・グィンの『オメラスから歩み去る人々』でした。どちらもよくよく考えると、欧米人的な感覚に無理をしてついていっているところがあるのに気づいて、それじゃ、日本人的感覚って何なんだろうと考えてし…

軽いお姫さま

芥川賞を受賞した小野正嗣さんの「九年前の祈り」を読んでみました。 小説を読むと、つい自分の身近なあれこれと重ねて考えてしまう癖があるのですが、まさにそういう感じがありました。重いのか軽いのか判断のつかない怖さのような。 重さと軽さといえば、…

感情教育

このところ、なかなかブログを更新できなくて、すみません。 昨日投稿締め切りの「抒情文芸」に小説を書いていたこともありますが、あれこれ雑用が多くて、PCの前に座る時間が少なくなっています。今日はこれから義父の病院の付き添いに出かる、その前に少…

読書会と忘年会 マーガレット・アトウッド

体調はまだ完全に回復はしていませんが、「抒情文芸」に投稿するとすると締め切りまで1ヶ月を切っています。そろそろそろそろ短編小説を書かなければいけないなぁ…と焦り始めています。と言って、すぐ書けるものでもなく。 今日は一応午後いっぱいカフェに…

おやつ

喘息発作から一週間が過ぎました。回復はしましたが、急に寒くなったせいもあって、気管支は好調とは言えません。喘息発作が余程のダメージだったのか、食いしん坊の私が、あまり食べられない状態のままです(と言っても、そろそろ体重は戻りつつありますが……

喘息発作2 チャタレー夫人の恋人

土曜日の夜の喘息発作から、その後、急に体調が良くなるはずもなく、今日も予定をとりやめて午前中は寝ていました。ただ、明日以降の予定もとりやめにするわけにはいかないので、試しに、昼の日差しの暖かい時間に外出しました。 家を出て、何度も派手に咳込…

「パン屋再襲撃」再読

このところ、ワークショップをやっているメンバーと話し合うときにいつも“思春期”を越えているかいないかということが問題になる。でも、40代も終わりに近づいて思春期を越えていないなんてことがあるのだろうか。よくわからない。 高齢化が進む現代はゆっく…

鳥の仏教

お天気も良く、色々なイベントが多い時期なのか、地元の時代祭り(?)で流鏑馬をやるらしく、街中に馬に乗ったりした人々が歩いているのを見てびっくりしました。 文学館でもお祭りをやっており、オープニングでは子どもたちの和太鼓を演奏していました。後…

アドラー心理学

昨日は賃仕事を後回しにして、市と提携している和光大学図書館の更新手続きに行きました。2011年から利用しています。たいていのものが揃っている市図書館ともまた違った基準で本が選ばれているので、利用させていただけるのはとても有難いです。 ところで、…

春にして君を離れ アガサ・クリスティ

私たちのサークルメンバーでお茶など飲んで雑談するとき、最近話題になるのが〈思春期の子育て〉と〈自分の老化〉なんです。そん流れで、ミズタマさんに貸してもらった本。 「春にして君を離れ」アガサ・クリスティ/中村妙子訳 ハヤカワ文庫 です。 主人公…

読書会のお知らせ と 今日は散歩

次回、10月10日(金)の読書会のお知らせです。場所は町田市民フォーラム3階 多目的室です。みなさん、ご参加下さい。初めての方、久し振りの方、歓迎いたします。 ★午前(10時~)は子どもの読書会です。ルーネル・ヨンソン『ちいさなバイキング』について…

神なき時代の、愛なき世界に、愛の国はあるか?

この土日、地元のお祭りでした。 その、人がいっぱいの賑やかな駅前通りのカフェで、プー子さんに借りた中山可穂『愛の国』の後半部を読みました。8年ぶりの新作で、かなりの力作です。近未来小説で、日本でせ同性愛者が弾圧されて収容所に入れられる世界が…

お彼岸 介護入門とくっすん大黒

他の親族は都合が悪くなってしまったので、うちの家族4人で義母のお墓参りに行きました。気持ちはすっかりラフになってしまって、4人ともほとんどそのへんに散歩にでも行くような気分で虎ノ門に。 でも、お寺に行ったら、案外みんなふらりと立ち寄ったみた…

リアリティのダンス

先日映画を観たアレハンドロ・ホドロスキーの同タイトルの自伝『リアリティのダンス』(青木健史訳・文遊社)です。 この本、500ページもあるのと、何やら不可思議で怪しげな世界について語られているのでなかなか読み切れません。帯には著者のいくつもの…

蓮池

まだまだ暑い日が続いております。都心に行ったらあまりの熱帯夜に驚きました。 でも、植物は涼しげ。蓮がみずみずしくて見ていて癒やされました。 いや~、茂っていますね。 ここはどこかというと、この弁天堂。不忍池です。 蕾にシオカラトンボがとまって…

アシナガバチと疎外と反逆

喘息の発作はなんとか未然に防げたのですが、まだ平熱に戻らず、目も痛いし耳鳴りも僅かに残っています。台風のせいもあるのかな。今日は月曜日だし、休んでいるわけにもいかないので平常通りの一日を過ごしました。が、やはり疲れた~。 二日間外に出ていな…

毒婦たち

今日は小説を読む気になれなくて、『毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ』(上野千鶴子×信田さよ子×北原みのり/河出書房新社2013)を読んでました。 3人の対談の中で語られる毒婦の話はとても興味深いのですが、ぜんぜん別のところに妙に感心してしまいま…

「ピッピのくつした」第16号

皆さん、印刷&製本、お疲れ様でした。 手作りの読書案内「ピッピのくつした」第16号ができあがりました。町田市各図書館や公民館などで手に入りますので、良かったらもらって読んでみて下さい。(または、7月25日の「人間失格」の読書会に来ていただければ…

大人向けワークショップと「亜美ちゃんは美人」綿矢りさ

今度の土曜日26日、町田市生涯学習センター7階ホール(13時~16時半まで)で利用者交流会があります。 そこの分科会②「子育て世代のしゃべり場」(14時半くらいから)で演劇要素をちょっとだけ使ったストレス発散のワークショップをやります。良か…

「限りなく透明に近いブルー」もう少し

読書会が未消化だったので、もう少し「限りなく透明に近いブルー」について考えてみたいと思います。 まず、個人的な最初の出会いについてですけれど、だいぶ昔に少しさかのぼります… 小学校5年生の終わり頃、私は初めて区立図書館に知りました。同級生とそ…

物語性 ユリア・リプニツカヤ

続けて書きます。 ソチ・オリンピックの女子フィギアスケートを見ていて、ユリア・リプニツカヤ選手の演技に愕然としました。スピンの技術もすごいのだけれど、表情や音楽や赤い衣装なども含めた物語性のある、深みのある芸術表現なんですね。すごいなぁ…と…

ジェフェリー・ユージェニデス ネイサン・イングランダー トニ・モリスン

プライベートな事情があってどうなるかわかりませんが、第2回目の東京国際文芸フェスティバル(2014年2月28~3月9日)のいくつかのイベントに参加する予定でいます。関連する作家の小説など読んでみました。 長いものでは700ページを越えるジェフェリー・ユ…

夷狄を待ちながら

昨日読み終えた小説はJ.M.クッツェー『夷狄を待ちながら』です。 夷狄というのは野蛮人ということ。アフリカの、その地に古くから住んでいる遊牧民のことです。その遊牧民と接触する辺境の町が舞台。その町で長年民政官をしている初老の男が主人公です。 …

リュドミラ・ウリツカヤ

ロシア文学というとドストエフスキーやチェーホフばかり考えてしまうのですが、先日ソローキンの『親衛隊士の日』がすごく面白かったので、なんとなくロシアの作家の本に手がのびました。 『ソーネチカ』(沼野恭子訳 新潮社)という、リュドミラ・ウリツカ…

ノーベル文学賞作家 ル・クレジオ氏の講演

2013年12月18日東京大学で、2008年にノーベル文学賞を受賞したル・クレジオ氏の講演がありました。雪になるかもと言っていた日です。雨でしたが、整理券をもらうのに外に並んでいて、あわぁさすがにすごいなぁと思いました。…と言いつつ、9番だったので良い…

明日のワークショップのご案内

12月14日(土)13:30から「親子でダンス!」の3回目になります。講師はダンサーの外山晴菜さんです。小学生と保護者を想定していますが、どなたでもOKです。当日参加もたぶん可能だと思いますので、良かったらお越し下さい。会場は、町田市なるせ駅前市民…

新しい広場をつくる

わたしたちのやっている市民活動を今後どう展開(継続)していくかということは、経済的にだんだん厳しくなる状況下、年々工夫が必要になっています。 そんなことをあれこれ考えている中、平田オリザさんの『新しい広場をつくる』(岩波書店)を読んで、なる…

グレート・ギャツビー

昨日は新しい参加者も迎え、フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』の読書会でした。あらためて読んでみて、やはりすごい小説だなぁと思いましたし、読書会も刺激的でした。 貧しい生まれながらお金持ちになったギャツビーと上流階級に生まれたデイジー…

ジャン・フィリップ・トゥーサン

ベルギー生まれの作家、ジャン・フィリップ・トゥーサン氏の講演会に行ってきました。タイトルは「小説の真実」です。場所は東大本郷キャンパス、訳者の野崎歓先生の通訳でした。 私はトゥーサンの本をデヴュー作の『浴室』から90年前後に出版された最初の…

ウラジーミル・ソローキン

この秋にに翻訳出版されたばかりのウラジーミル・ソローキンの『親衛隊士の日』を読みました。本の装丁も帯もすごすぎ!と思ったんですけど、中身が本当にこの通りだったので、もっとびっくり。 今どき、偽表示に慣れてしまっていていけませんね。装丁の力っ…