物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

物語・小説

読み聞かせワークショップ をつくるためのワークショップ

ブログをなかなか更新できなくて、すみません。文章を短くして、もう少しこまめに書きますね。 この半年くらいスランプ気味。2018年冬号の「抒情文芸」に小説がかろうじて載り、安堵しました。この「ミントティ」という短編、ぎりぎりまで書けなくて、締め切…

「告白」と「雪女」

昨日の読書会。自分で選んでおきながら、なんという組み合わせなのかと思いました。どちらも異形のものというか、どちらも人間世界を離れてあちら側の世界に行ってしまう物語でしたね(冷汗。 ラフカディオ・ハーン「雪女」は岩波文庫の『怪談』に入っていた…

演劇ワークショップ打ち合わせ 抒情文芸

今日は地元の小学校に、演劇ワークショップの打ち合わせに行ってきました。1年生の3クラスで実施します。 その準備のために、昨夜、国語の教科書(上下)を読んでみたら、私たちが考える〈物語の中に入っちゃおう〉というワークショップとほぼ同じ手法で考…

キノコと時間

このじめじめした天気のせいでしょうか。昨日の夕方みつけたキノコのたまご。 半日たって、今朝はこんなふうに成長していました。 それから、粘土みたいにくっついたキノコも発見。 これはいったいどうなっているのでしょう?と思っていたら、同じ場所を3日…

影裏 すべての見えない光

第157回芥川賞受賞の沼田真佑『影裏』を雑誌「文学界」で読みました。マスコミの情報から予想していた物語とは全然違っていたので驚きました。 選評にマイノリティ文学という言葉がありましたが、そうか日本ではマイノリティってこんなに大変なんだなぁとた…

連休、夫婦で映画に

連休、夫婦で映画でも見に行こうかということになりました。何を見ようかと考えていて目にとまったのが、お世話になっているかたから送られてきたハガキ。2015年の地震で被害を受けたネパールに寄付したことへのお礼が書かれていました。「あ、そうそう、寄…

しんせかい

芥川賞受賞の山下澄人さんの「しんせかい」、あとで読もうと思うといつも忘れてしまうので、雑誌「新潮」で読みました。 私はほぼテレビを観ませんので世間一般の情報に疎くて、著者がどういうかたか全然知らない状態で読んだことと、前回読んだ「コンビニ人…

保護色猫 見られ方と見え方

明日は雪が降るかもしれないんですね。さすがに寒くなってきました。 昨夕は森でまた保護色猫を見かけました。これは、自分でわざわざ木の根元に入って保護色を意識しているのではないか…? そう考えると、先日のもやっぱり石のふりをしていたのではないかと…

オネイロスの伝言

昔、学生の頃に読んでひっかかっている小説があるという話をしたら、友人が国会図書館で調べてコピーしてくれたのです。ありがたいことです。多謝。 有為エンジェル「オネイロスの伝言」という作品です。雑誌「群像」の1984年3月号に掲載されたものです。30…

コンビニ人間

暮れもだんだん押し迫ってきました。ブログもなかなか更新できないまま、疲労がたまって、週末は家族で温泉に… という元気も余裕もなく、多摩線が最寄りの、源泉からひいているらしい、天然くりひら温泉に行ってきました。ナトリウム-炭酸水素塩温泉で、肩…

小説

「抒情文芸」冬号が届きました。以前、2年前まで小説の撰者をしてくださっていた伊藤桂一先生が99歳の天寿をまっとうされたとのお知らせを読み、とてもショックです。本当に、ぎりぎりまで読んでくださっていたのですね。たくさんのお言葉にどれだけ励まされ…

シャーマン・憑依と人の気持ちを知ること

先月の読書会で大江健三郎「死者の奢り」をとりあげたのですが、参加者のみなさんに読解が非常に難しいようだったのが、どうしてなんだろう…とじわじわダメージを受けています。日本でたった2人しかいないノーベル文学賞作家の本を読めないのは悲しいですよ…

抒情文芸40周年記念パーティー

昨日、神楽坂の日本出版クラブ会館というところで、抒情文芸40周年記念パーティーがありました。雑誌に様々な形で関わった多くの方々、作家や詩人やエッセイスト、著名な方々も何人も駆けつけてこられ、40年こうした社会に意義のある活動を続けることがどん…

シェフの家

今日投稿締め切りの小説を仕上げるために…と言ってもごく短いものですが、ここのところ、小説世界に入るのが快感でもあり、しんどくもありました。体力を使うらしく、かなり疲れます。 まず書いている世界の季節が違うというのがひとつのハードル、主人公が…

抒情文芸最優秀賞

いつも投稿させていただいている「抒情文芸」が創刊40周年だそうで、今のこの厳しい世の中で、これはすごいことだと思います。 このたび、その40周年記念号の抒情文芸最優秀賞の小説部門に選んでいただけることになりました。青天の霹靂と言ったらよいのか……

抒情文芸「タイムカプセル」

「抒情文芸」159号(2016年夏号)に4月に書いた小説「タイムカプセル」を掲載していただきました。ありがたいです。 息子の卒業にあたってタイムカプセルに入れる手紙を親も書いてと言われて何を書いていいかわからなくて困った体験と、3月30日のブログ↘水族…

「さすらう者たち」「記念」「芋虫」

このところイーユン・リーさんの小説にはまっていまして、長編『さすらう者たち』も読みました。 舞台は中国のある新興都市、時は文大革命が終結して地方に下放された若者たちが戻って来た70年代末。物語は実際にあった事件を下敷きにしているそうです。訳者…

小説を書くエネルギー

そろそろ桜は終わり。あちこちで別の花が咲いています。 短期にわっと咲く花には、妖力のようものを感じてドキドキします。繁殖しようとする思いの強さみたいなものなんでしょうかね。私はもうそろそろ枯れつつありますが、やはり、こういうエネルギーに触れ…

水族館と文学

時間があったので、ひとりで江ノ島水族館に行ってきました。小説を書くヒントでもないかなぁ…と。 なんでかわからないけれど、入ってすぐ、真ん中の巨大水槽が気になりまして。 かなりの高さがあるこの水槽は面白い形をしていて、複雑に岩が組み合わさっても…

明治大学野生の科学研究所公開研究会「『対称性』の扉を開く」

「カイエ・ソバージュ」シリーズ5巻を読んで感銘を受けたので、明治大学野生の科学研究所公開研究会「『対称性』の扉を開く」第3回の「神話と感覚の人類学」というものに参加してきました。レヴィ・ストロースを踏まえた2つの講演のあと、中沢新一先生も…

新年の読書

年末年始の休みがほとんどなかった我が家ですが、年明け早々に近所の神社にお参りをし、いつもの習慣で家族みんなでおみくじをひきました。去年一年がどういう年だったか考えることになるし、何よりこれから一年どうやって過ごしていったらいいかのヒントに…

タイトル 抒情文芸

『抒情文芸』2016年冬〈第157〉号に私の小説「縄文人」をのっけてもらいました。ありがたいことです。小説は、縄文遺跡がある近くの幼稚園でのお話です。 撰者の出久根達郎さんには、構成は一番成功しているけれど、タイトルがダメだとお叱りを受けました。…

母と息子

何年も前に公民館のサポート団体でご一緒したかたにばったり会い、誘われるままに遊びに行ったところ、大変な御馳走をされてしまいました。感謝。そのかたは80代ですが、常識に縛られない自由なかたです。少女の面影をそのまま残していて、お話を聞いている…

『失われた時を求めて』

この一週間ほどでがんばって書いた小説を、今日、雑誌「抒情文芸」に投稿してきました。というのは、つまり、郵便で間に合わず、直接編集部のポストに投函してきたということです。 もっと早めに取りかかれば良かったのですが、いつも何かしらあって、ぎりぎ…

「抒情文芸」秋号に短編「遠雷」が載りました。

「抒情文芸」2015年秋号の特選に選んでいただきました。20枚の「遠雷」という作品です。日常の生活を描いているものではありますが、だからこそ、普通の主婦の心の闇がちょっと怖い作品。大丈夫かなぁと心配だったのですが、撰者のかたに「ハラハラドキドキ…

神々のたそがれ

10日金曜には編集会議がありました。「ピッピのくつした」次号は8月に印刷する予定です。色々報告をしなければと思いつつ、「抒情文芸」に投稿する小説を焦って書いています。 人間、慣れてくるとだんだんいい加減になるものですね。重い腰を上げてやっと…

小説『喘息発作』

季刊総合文芸誌「抒情文芸」2015年春号(第154号)に小説を掲載していただきました。やはり掲載してもらうと自分の作品が見えて、勉強になります。本当にありがたいことです。 小説のタイトルは「喘息発作」です。…うーん、あまりにそのまんまんま。 実は去…

読書会の予定 と 小説の精神

精神的余裕がなく、ブログをなかなか更新できなくてすみません。 まず、読書会の予定を書いておきますね。課題本は、もうだいぶ先まで決まっています。 ★2月20日(金)町田市民フォーラム3階多目的室 10時から ペロー「あかずきんちゃん」 13時半から 村上春…

耳鳴り&難聴 「めくらやなぎと、眠る女」

8月以来の耳鳴り&難聴は、その後、どうなったか? 完全には回復しないままに、耳鼻科通院は止めてしまいました…。今のところ悪化してはいないのと、薬を飲み続けるのがきつくなってしまったので。もし悪化するようなら大きな病院に行こうと思っています。脳…

テント芝居

昨日は用事があって御茶ノ水に行ったついでに散歩していて、湯島聖堂の前を通ったので、ふと中に入ってみました。 外とは違う静謐な空気が流れているなぁと思いました。そういえば、20代の頃、ここでテント芝居を見たことがあったことを突然思い出しました。…