物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

2.面白さ

読書会で堅い本(J・M・クッツェーとか?)を採りあげると、「読むと暗くならない?」と言われることがあります。単純に、読書している人は暗い、なんて言われることもある。そりゃ、暗い人もいるでしょうけど、…いや、よくわかりませんが、暗くなるために本は読まないと思います。面白いから読むのではないですかねぇ。

 創作するのも、作品を味わうのも、面白いからするのであって、辛かったらしません。みんながしている面白いはずのことを面白そうに演じてみる味気なさに比べたら、かなり面白いと思うんだけど。

 オリジナリティのあるものをつくるのは難しいとよく耳にしますし、オリジナリティなんてどこにもない、なんて開き直りの言葉も普通に聞かれます。でも、自分が本当に面白いものを追求したら、それはみんなオリジナリティのある作品になるではないでしょうか。

 ただし、それが受けるかどうかはわかりません。…というわけで、オリジナリティの話でした。

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