物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

レイモンド・カーヴァー

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 色々な本を読み始めはするんだけど次々と挫折して、このところあまり小説も読んでいません。今月発刊された『レイモンド・カーヴァー 作家としての人生』(キャロル・スクレナカ著 中央公論社)も手にはとったけど、何この厚さ、開いたらおまけに二段組み……と思って積んである雑物と一緒に眠らせておいたのですが、本というのは急に読みたくなるものなんですよね。寂しさを癒されたくなって。

 まだ最初の部分しか読んでいませんが、この方は本当に愛らしくて心温まります。私の親と同じくらいの世代なんだけど、体験としては私の親はカーヴァーの両親と重なって、私の体験がカーヴァーと重なるかもしれません。それくらいの貧しさかなぁと読んでいて思います。バブル期は世界が変わりましたけどもね。

 貧乏をすると小説を書きたくなるのかしら、なんて。何か納得のできないものが溜まっていて、それを昇華させたいのかも…。とりあず元気をつけるために、今夜はゴーヤチャンプルーでご飯をたくさん食べました。

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