物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

水族館と物語

今日は新江ノ島水族館に行ってきました。クラゲ、きれいだったなぁ…。

というか、海洋生物はやっぱり陸の生きものとは違う生きものなんだなぁと思いました。けれど、海の生きものも個体差はかなりあって、色々な個性があることを実感しました。あきらかにしつこくガンつけてくる魚とかいましたし。

様々なショーもみんな、そんな考えを裏付けてくれるような、強調するような感じのものでした。なんか、海の生きものたちみんながそれぞれがんばって水族館を盛り上げているような感じもしたくらい。

クラゲショーもあってびっくりしたんですが、やっぱり個体差を出そうとする演出なんですよね。一匹をライトアップしたりね。ライトアップされたクラゲはスターになったようにふわふわ優雅に舞います。…そう見えます。

でも、それは演出で、人間がそう思いたいということなんですよね、きっと。

クラゲはどうなんだろう、本当は何も考えていないのかなぁ? 考えているように、見えるんですけども…。

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みんな同じようなふわふわ漂っているのではなく、それぞれ個性があると感じるところから、物語は生まれてくるんじゃないかなぁ。そこが、他の生きものと人間との境目なんじゃないかなぁと思いました。

だとすると、ひとりひとりが個性を持っていると思って生きていくためには、物語が必要だということになるのではないですかね。