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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

読書会『地獄』『冥土めぐり』/詩「まえのひ」

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3・11から3年が過ぎました。(九州で少し大きな地震があったみたいですね。)

3年前の今頃の気持ちを思い出すと身震いします。自分の意識があまりに変わってしまって、1年後の2012年3月から、詩と小説を書き始めました。忙しさを理由にやらなくなっていた表現活動をもう一度真面目にやってみようかなと思ったのです。とりあえず、なんとか2年過ぎました。

 

 昨日は、読書会でした。

まず、午前中は予定を変更して、メンバーが持ってきてくれたちょっと前に話題になった絵本『地獄』を読んでディスカッションしました。

子どもが悪いことをしないように躾けのためにと思って読むというのはどうかなぁと思っていたのですが、でも、なんか良かったなぁ。

うちの子どもは怖がるので見せられないとか、逆に軽く受け止めてしまいそうとかいう意見もありましたが、みんなでいろいろ話してみても、こういう絵本が存在するのはやっぱり大事なことだなぁと思いました。

午後は、鹿島田真希『冥土めぐり』についてのディスカッション。

閉じた輪としての自分と身内の世界に、外部のものが入ってくるという感じに普遍性を感じました。やはりメンバーのひとりがパートナーを異質なものとして選んだ自身の体験と重ねて読んでくれたのが考えるヒントになりました。

そう考えるとここに一緒に収録されている『99の接吻』は、姉妹が女性器のように思えて、刺激的。やはり、恋愛って自分とは違う異質なものを求めるものなのかな。

――アボガドサラダをつまみにひとりで飲みながら書いてますので、ついそっちの話に…。

 

それから、東京国際文芸フェスの話をしてませんが、とても勉強になりました。

9日のクロージングのプログラムはボリュームがあり、特に、川上未映子さんの「まえのひ」という詩を劇団の若い女優さんがひとり芝居で演じてくれたのが強く心に残っています。

この詩は、本当に良かったなぁ。(『ユリイカ』2013年10月号で詩のテキストを読むことができます。)3・11を踏まえた作品を書くのは難しいことだと思いますが、これはすごく共感します。本当に、こんな感じたもの。

個人的には、若い女の子の視点で書かれていること、その子の年老いたおばあさんも出てくるところが、今の私の気持ちと重なります。

なぜでしょう、最近、自分が17歳くらいのときの気持ちを思い出したいと思っていて、実際に思い出して、それを参考にあれこれ文章を書きたくなります。なぜかそこに戻ろうとしてしまうんですよね。

その頃に今の自分ができあがったせいなのかな?

あの頃、私にも祖母とのやりとりがあって。今、子どもと義母のやりとりも見ているせいか。