物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

「あおくんきいろちゃん」と「限りなく透明に近いブルー」と社会教育研究全国集会

ブログ、ご無沙汰してしまってすみません。

最近は、11日金曜はレオ・レオニ『あおくんときいろちゃん』と村上龍限りなく透明に近いブルー』の読書会がありました。すごい組み合わせですが、どちらもブルーつながりです。

14日火曜には、法政大学の荒井先生を囲んで、この夏の社会教育研究全国集会の分科会テーマについて話し合いました。2014年8月23日(土)~25日(月)に山中湖で開催されるそうです。参加できるかたはお願いします。

 

『あおくんときいろちゃん』は読書会をやってみて、あらためて色々なテーマで深く読める絵本だなぁと思いました。親子関係だけでなく、結婚や夫婦の問題や思春期などの話にもなりました。

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限りなく透明に近いブルー』はしばらく読み返していませんでしたが、個人的に関わりの深い小説です。大昔、高校1年生だったかな、たぶんまだ15歳だった頃に読んで、大変な衝撃を受けました。どっちかというと私は理系で国語が苦手だったのですが、いつか小説を書こうと秘かに決心し…今に至りますからね(笑。人生が変わってしまった。

でも、読書会はちょっと難航しました。私が高校生の頃はお酒を飲むことにも社会がもっと寛大でしたが、今はお酒もダメですものね。今読むと発禁になりそうという意見もあったくらいで、現代の感覚から遠すぎるのかな。

ただ、そこを越えられると、昔読んだときよりも時代にマッチしているような気がしました。リュウの心の傷つけられていることも、実感できますしね。