物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

交流会ワークショップの報告 と 読書会の予定

純粋な公民館時代にあった交流会がしばらく開催されておらず、利用者同士の横のつながりが希薄になっていました。確かに、営利団体?宗教団体?とお隣の部屋の活動が気になること、よくあります。

ということで、町田市生涯学習センター利用者交流会が行われました。その中で行われる分科会のひとつ「子育て世代のしゃべり場」を私たち〈ピッピのくつした〉で担当しました。

もっとも若手の利用者向けの分科会です。と言っても、私も含めて子育てのピークを終えてそろそろ更年期にさしかかる年齢の人が中心。目立って若いのは就職して2年目の職員のかた。肌など輝いて見えましたね~。まあ、それはそれとして。

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最初は自己紹介。景気づけに新聞紙を破ってもらいました。みんなそれぞれの感じが良かったです。

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ということで、3つのグループのそれぞれ関心があるところに分かれてもらいました。

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今回は印象深いエピソードや会話を抜き出してもらって寸劇に仕立てます。

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子育てグループでは学校での子どもたちを熱演、夫婦関係のグループではセックスレスのエピソードが生々しく語られていてドキドキ。自分については更年期の話題はどこかにいってしまって女子カーストの話になりました。

テーマがばらばらでまとまらないだろうと思っていたのですが、どのテーマにも共通のところがあって、最近私たちのグループで話題になっていた主婦が能力を発揮できない話とも重なりました。

強引にまとめると、人とコミュニケーションするためにも自分の世界を持つことが大事というようなことなのかな。でも、まだまだ奥深いことが隠されているように思いました。

あと、若いかたが就活などを乗り切るためにしなければならない工夫など、社会性の乏しい主婦にも必要だなぁとしみじみ思いました…。

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この交流会の内容とも重なる気がする読書会のお知らせもしておきます。

 

初めてのかたも気軽にお越し下さい。場所はすべて町田市民フォーラム3階多目的実習室です。絵本(午前中)と短編小説(午後)と2種類の読書会があります。両方に参加しても、片方だけでもOKです。昼食を持参すれば部屋で食べられます。

 

▼子どもの本の読書会(10時~12時)

 本はその場で朗読しますので読んでこなくても大丈夫です。絵本の話だけでなくあれこれ情報交換などしています。

 59日(金)

絵本『はっぴいさん』荒井良二

66日(金)

絵本『ふたつの島』イエルク・シュタイナー

★7月11日(金)

※本は未定

 

▼ささやかだけれど役にたつ読書会(13時半~15時半)

国内外の短編小説を中心に読んでいます。読んで参加されるとより楽しめます。 

59日(金)

「次元」昨年ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンロー短編集『小説のように』より

66日(金)

詩『まえのひ』川上未映子(当日、朗読します) 

★7月11日(金)

「亜美ちゃんは美人」綿矢りさ(『かわいそうだね?』より 

 

▼夏休みの特別企画…中・高・大学生と一緒に読書会

★7月25日(金)13時半~15時半

人間失格太宰治