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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ドキュメンタリー映画「アゲンスト8」

今日はあれこれ忙しかったので疲れていたのですが、夕方、ドキュメンタリー映画「アゲンスト8」を観に行きました。先日観た朗読劇「エイト」と同じ題材を扱ったものだったので。なんだか、妙に気になってしまったもので。

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レズビアン&ゲイ映画祭には初めて足を運びました。大事な人権がテーマになっていたからでしょう、映画が終わったときに泣いている観客が多くて、みんな拍手をしていたのがとても好感持てました。そういうの、最近体験していかったのでね。

私も思わず目頭が熱くなったのは、日常の些細な出来事に傷つくという気持ちに共感して。私はレズビアンではないけれど、同様の体験をしたことがあるように気がするんです。色々な意味での少数者というのがありますからね。たとえば、私は女性であることにそれほどばっちり適応していないので、女性だということだけでも(もっとずっとソフトかもしれないけれど)似たような経験はあるなぁと。

あと、びっくりしたのが、これ、本当に最近の話なんですね。カリフォルニア州で認可された同性婚が、それに反対する市民グループから法改正を求める「提案8号」が提出され、それが住民投票で採択されてしまうんです。結婚は男性と女性のカップルに限られる。つまり、認められた同性婚がたった半年で再び禁止。これ、2008年のことです。

これを人権侵害と主張し、ゲイとレズビアンの2組のカップルがカリフォルニア州を相手に裁判を起こします。それを支える人々もすごいメンバーで、ジョージ・ブッシュアル・ゴア大統領選挙時代に敵対関係にあった弁護士コンビがここでは手を組むことに。こういうところがアメリカってすごいなぁと思います。個人的に正義のために戦うという選択があるんですね。

それから、提案8号が棄却されて同性婚が再び認められるのが、今から1年前です。つまり、2013年6月のこと。その間に、住民たちの意識も逆転していきます。

映画で引用されていたロシアの作家ソルジェニーツィンの言葉が印象的でした。善と悪とを分ける境界線は、人と人の間を通過しているのではなく、すべての人間の心の中を通っているのだと。 

なんだか、それ、実感しますよ。みんなの中にあるし、私の中にもある。