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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

聖者たちの食卓

耳鳴りはまた元に戻っていますが気にしないことにして、近くの映画館で『聖者たちの食卓』を観てきました。黄金寺院〈ハリマンディル・サーヒブ〉の共同食堂〈グル・カ・ランガル〉を描く65分の短いドキュメント映画ですが、これがすごいんだ。

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この、シク教の聖地である黄金寺院では、毎日10万人分の食事を人々に提供しているのです。宗教、カースト、肌の色、信条、年齢、性格、社会的地位に関係なく、すべての人々とは平等であるという教義を守るために考案された習わしなのだそうです。5それがなんと、500年以上前から行われているという…。

この食事がどうやって作られているかと言ったら、大勢のボランティアたちが野菜を育て、収穫し、皮を剥いて、刻んで、いくつもの大鍋で煮たものなんです。食事の後は、食器洗いをし、鍋の中には人が入って洗い、床には水を撒いて掃除します。

老若男女入り混じっての作業はどれも無駄のない分業になっていて、それも、なんだかみんな楽しそうに淡々とこなしていくんです。おじいさんの玉葱刻みの早いこと。なんたって10万食ですから圧倒されます。

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どなたかが、チラシで「10万人の食卓を通して、人の中に眠る"神さま”を見る映画」と言っていたけれど、まさにその通りだなぁと思いました。