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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

喘息発作

11月最後の土曜日はゆっくりしていたわりに体調が悪く、喘息のせいかなとは思ったのですよね。でも、ここ3、4年、喘息の発作は小さいものしかなかったもので油断していました。それで、つい入浴までしてしまったのが悪かったのか。

いや、考えてみれば、どんなにひどい風邪をひいても食欲の落ちたことがない私が、夕飯もまったく喉を通らなかったんですよね。おかしいなぁとは思ったけれど、昼食を食べ過ぎたせいかなくらいの認識でしたね。

入浴した直後、夜10時あたりから激しい疲労を感じて「これはダメだ、早く寝よう」と思ったのですが、横になると苦しくて。うーん、どうなんだろうと思いました。横になるのは喘息のときはいつもなんですよ。その割には、それほどゼーゼーしているわけでもなく、苦しいのは気のせいとも思えるんです。で、横になれずに座って回復をちました。

私は出産がきっかけで喘息になりましたが、もっと派手な症状でも病院に行かなくても、自然に治るレベルでした。そのことを思い出すと、この辛さは不思議だなぁ、年のせいなのかなぁと思ったりしました。私の体感としてだけじゃなく、家族の反応を見ても、傍から見てもそんなに大した症状ではなかったのだと思います。

でも、横になるとやっぱり苦しくて。おかしいなぁと思っているうちに、やっぱり変だよね、ということになって、夫に実家に行って義母の喘息薬を持ってきてもらったりしました。でも、それは発作時に使うものじゃなくて、明朝、病院に行ったときにもらった薬を使ったほうがいいかな、と結局使わなかったんですけどね。

そうですね、そのときにはすでに、朝になったら病院に行かないといけないかなぁ…とぼんやりは思っていたのですが、それでもまだ体感として喘息っぽくなくて、朝までに回復するかもという期待も持っていました。(むしろ現在のほうがひどく咳こんでいます。)

でも、明け方、トイレに行って体が震えてしまって、これは異常だと思いました。うまく歩けない。これはダメだと思いました。

喘息はあなどれませんね。今思うと、水分補給のためにポットに入れてあった紅茶が色んな意味で命綱でした。ポットが空になって水分が補給できなくなると途端に苦しさが増して、夫を起こして黒糖入り紅茶を持ってきてもらいました。「ダメ、病院」くらいしかしゃべれなくもなっていて、自分でも驚きました。夫も焦りました。

こういうときに限って、夫は妙に冷静で咄嗟の判断がききます。日曜日だったもので、救急で喘息対応してくれる病院を迅速に見つけて、タクシーを呼んで出かけました。タクシーの中でもどんどん辛くなって、タクシーから病院までやっと歩きました。

お医者さんや看護士さんにうまく受け答えできなくて「お名前は?」と聞かれました。イスに座っていても苦しくて、前傾姿勢しかとれませんでしたからね。診察してもらって、レントゲンを撮って、血液検査。すぐに気管支拡張剤の点滴をしてもらいました。

血中酸素濃度が80%くらいに落ちていたみたい。これはどれくらい危険なのかわかりませんが。

「点滴したら楽になりますからね」と言われたけれど、やっぱり体感としてはよくわからないんです。ただ、しばらく点滴していると、イスの背にもたれることができるようになっていました。それで、これは呼吸ができているということなんだなと自分でも判断できました。

それでも、点滴が終わる頃にはしゃべれるようになっていて、びっくり。お医者さんに笑顔で言葉を返すことができるようになっていましたからね。ああ回復したんだなぁとしみじみ。血中酸素濃度も94%に回復していました。

やれやれ~、と立ち上がったのですが、上手く歩けないのはそのままでした。昼食にと近くのパン屋さんで夫が買ってきてくれたパンも半分も食べられませんでした。タクシーを待つ間もやっぱり前傾姿勢が楽なんです。

それから帰宅して、横になるのが怖かったのですが、思い切って仰向けになり、その後の記憶がありません。たぶん昏々と眠って、目が覚めたときには夫の顔がのぞいていて、この人は誰だろうと一瞬考えましたからね。

それで、やっと現実に戻った、みたいな。一晩一睡もできなかったので、断片的な妄想といか、夢みたいなものを無数に見ていましたしね。

 

それが昨日の話です。まだまだ回復していないのですが、もう遥かに昔のことのように思えます…。

今日もまだ微熱があるし、どうしようか迷ったのですが、さっぱりしたかったので、さっきお風呂に入りました。

入浴後、体重を測ったら、なんと2キロ痩せていました。半年2キロしかダイエットできないのに、1日で2キロ落ちてしまうんですねぇ。喘息はあなどれません。色々真面目に考えないといけないなぁと反省しきり。