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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ユリイカの新人に選ばれました

2015年1月号のゴダール特集号で、ユリイカの新人に選ばれ、「かけら」という詩を掲載していただきました。人生、こんなこともあるんだなぁと嬉しく思いました。皆さまに心から感謝。

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特別なことの祝いに。

カフェに行ってショートケーキと紅茶550円というのを頼んだ。特別製のいつもより小さめのケーキで、薄いから皿に寝ころんでいる。それでも余分にホイップクリームが添えられ、ミントの葉っぱも乗っていた。

知らないおじさんが同じケーキを食べながら「特別なものは寿司。それから、ケーキは絶対に特別なものだな」と連れのおばさんに言うのを聞いた。特別なもの。

すべての人にとって、自分自身は特別なはず。でも、そう思うと辛くなってしまうから、特別とは思わないようにしているのだろうか。いや、人の気持ちがわからないだけだろう。

集団の中のひとりだったら(誰に対しても)責任がなくて安心。いや、そういう次元の話じゃない。だったら自分自身を特別だと思わないほうが(自分に対して)責任がなくて安心。という次元の話だとすれば、自分が死んでも悲しまなくていい。

自分を特別だと思いたいのなら、欠点に注目すべきなのかもしれないよ。結局のところ、その人の特徴というのはその人の欠点のことなのだから。欠点がその人の行動を規定し、その人の能力を制限し、人格を限定する。

と考えると私の欠点は内気なこと。臆病なこと。少しも目立たないこと。体が弱いこと。体力がないので気力が続かないこと。迷ってなかなか決断できないこと。だから、人より少し頑張らなければならない。人より少し自分を励まさなければいけない。

ケーキはおいしかった。ひと月前に喘息で死にかけて以来初めておいしいと思えた甘いお菓子だった。