物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

桜桃忌

山形のさくらんぼをいただきました。かわいらしくて、とってもおいしい。

私は子どもの頃、病弱で偏食でした。熱があると、何を食べてもすぐ気持ちが悪くなってしまうんです。そんな時に買ってもらったさくらんぼのなんとおいしかったこと。特に、果物は癖が強くて苦手でしたが、さくらんぼの美しさには心奪われ、口に含みました。ほんの数粒だけだったせいもあるでしょうが、優しい味を楽しむことができました。

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あの頃、病気で寝込むと怖くてたまらなかったものですが、さくらんぼの美しい色を見ていると慰められました。幸せな気持ちになるのですよね。

 …あれっ、でも、今の時期にさくらんぼって…?

桜桃忌…ですよね。太宰先生の本でも読むことにします。