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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

タルコフスキー『ノスタルジア』

意識しているわけではないのですが、最近はロシアがマイ・ブームですね。

今日も友人たちとタルコフスキー映画『ノスタルジア』を観ました。彼の『ストーカー』という映画が昔から好きなのですが、『ノスタルジア』は初めて観ました。1983年の作品ということは、今の私とほぼ同じ年齢のときの作品。だからなのでしょうか、ラストの感覚は、今だから理解できるのかもしれないなぁと思いました。

この映画、ロシアから取材のためにイタリアを訪れる作家アンドレイが主人公。この主人公の姿は、映画のロケでロシアからイタリアにやってきたタルコフスキー監督と重なります。この映画の後、タルコフスキーは帰国せずにそのまま亡命することになるのですよね。

アルセーニイ・タルコフスキー(監督の父)の詩が朗読されるところが印象的ですが、その詩を息子として受け継いで、受け継ぐだけでなく、迷い考えている。映像自体が詩なんですね。

雨や水辺や温泉など色々に姿を変えた水、それから火が出てきます。彼が、イタリア人は靴を買いすぎる、自分は十年もこの靴を履いている、と水に浸かっている自分の足を指しつつ、アンジェラという女の子に語るシーンにぐっときてしまいました。

私は別に外国にいるわけではないけれど、この年になって、やっぱり子ども時代が懐かしいんですよね。それを言葉で伝えたい衝動もあります。そういうものなのかなぁ…。

この写真は『ノスタルジア』のシーンでありません。今、外に出たときにケータイで撮った近所の景色。

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