物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

『失われた時を求めて』

この一週間ほどでがんばって書いた小説を、今日、雑誌「抒情文芸」に投稿してきました。というのは、つまり、郵便で間に合わず、直接編集部のポストに投函してきたということです。

もっと早めに取りかかれば良かったのですが、いつも何かしらあって、ぎりぎりになってしまうのですよね。反省、反省。

今回は、急な気温の変化のせいか何度も風邪をひきそうになり、その度にいつ喘息の発作を起こすかと冷や冷やして、なかなか集中できませんでした。

村上春樹さんが最近出されたエッセイで、小説を書くには体調管理が一番大事だと書かれていましたが、まさにそうだと思います。体調が心配だと、安心して物語に入っていけませんね。

そんな中で書いていたので、たぶんかなり無理をしていたのでしょう。帰宅途中、激しい耳鳴りに襲われて、怖くなってしまいました。もともと、突発性難聴の後、やや改善はしたもののずっと耳鳴りは続いており、それがやはり気候のせいか悪化していたのです。

でも、なぜかその突然の大音量の耳鳴りは、短時間で元のレベルに戻りました。これも、風邪のせいなのでしょうか、気をつけなければ…。

そんなこんなあって、今、これを書きながら抹茶ではなく緑茶ラテなのか緑茶オレなのか不明なものを飲んでいます。

なんとなくプルーストの『失われた時を求めて』が気になって読み始めたら、面白い。今まで何度かチャレンジしても挫折してきましたが、最初の喘息の発作らしき描写はとてもよくわかります。なんか救われる気分。このまま読んでみようかな。