物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

東大赤門から子ども図書館

読書案内「ピッピのくつした」の編集がそろそろ始まります。今月の20日夕方から立ち上げの飲み会があり、集まったメンバーで編集会議をしていくことになると思います。

その前に、先日の土曜日、座談会の記事を書くために何人かのメンバーで演出家わたなべなおこさんに会いに行きました。せっかくなので、詩のワークショップと読書会もやろうと盛りだくさんな1日になりました。

朝10時に東大の赤門の前に集合。詩のワークショップもここからスタートとしました。赤門、昔から変わりませんね。時代がストップしているようです。

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先日、我が家の近くで銀杏を拾いましたが、東大のイチョウはまだ青々としていました。ノーベル賞物理学賞を梶田隆章さんが受賞した関係でしょうか、いくつかのツアーの団体さんたちが説明を受けていました。

そんな中を通り抜けて、冊子のテーマのひとつでもある夏目漱石ゆかりの場所として、三四郎池に向いました。ここでもツアーの人々が同色部についての説明を受けていましたよ。でも、奥まではあまり人が来ないようで静かです。ここでも少し詩の言葉を見つけました。

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昔、私が働いていた職場が東大に隣接していたので、昼休みにここでぼんやり過ごすことがありましたっけ。このあたり、意外に自然がそのまま残っていて、何度かマムシに遭遇しましたよ。

さて、混まないうちにと11時の開店を待って中央食堂で昼食をとり、小柴ホールの手前にちょうどよいベンチを見つけたので、そこで読書会となりました。

テーマは、雑誌『現代思想鶴見俊輔特集から「鶴見俊輔の小集団と民主主義」という安藤丈将氏の文章を選びました。私たちの活動と関連するような気がしたもので…(^^♪

それにしても、11月のだというのに少しも寒くありません。

13時過ぎに弥生門を出て、根津を通って国立子ども図書館へ。ここのカフェでわたなべなおこさんと待ち合わせしていました。お話した内容については、次号『ピッピのくつした』をお楽しみに。来年3月までには発行する予定です。