物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

草原情歌

今日は新宿で高校時代の友人と会って、これから一緒にやろうと考えている仕事についてあれこれ相談しました。と言っても、年齢が一緒ということは同じような介護やらあれこれの日常的雑事に追われている私たちで、あれこれ準備をしてくる筈なのに、何もできていないという…。

とりあえず溜め込んだストレスを発散…。つい余分に甘い菓子なども頼んでしまいました。私が頼んだのはアップルパイ。お皿で出てきましたが、紙袋に入れて食べるのだと説明されました。へ~ぇ。おいしかったです。

友人が恐る恐る、この店には女の人しかいないね、と。違和感があるのは、私たちが女っぽくないからなんでしょうか…。 

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昨日の男女平等フェス。

お父さんの軽食喫茶室で「おでん定食」を食べました。普段家族の食事を一手に引き受けている主婦として、年配の男性の方々に作ってもらった料理はなんとなく癒されるものですね。有難くいただきました。

それから、展示を見に来られたメンバーの市村さんに誘われて、公民館の二胡の弾き語りコンサートを聞きに行きました。

二胡というのがどういう楽器がわからなかったのですが、ああ、これのことか、と音を聞いて思いました。中国の映画などのバックによく流れている音色ですね。2本の弦の間に弓を挟んでで弾く楽器。本体(?)の部分にはニシキヘビの皮が張られているそうです。

最初の曲は『草原情歌』。不思議な懐かしさを覚え、あちらの世界に連れていかれそうな感覚に陥りました。妙に胸にこみあげてくるものがある。

あとで説明を聞いたら、日本で知られた曲とは違った原曲を演奏されたそう。1938年に中国新疆ウイグル自治区のカザフ族民謡を元に作詞作曲された原曲は、日本に入ってくるときに理解しやすいように半音進行が修正されたのだそうです。

二胡を演奏していた芳晴さんは、昔、大阪から船で上海に渡ってシルクロードに行ったそうですが、私も大昔、同じルートで旅をしたことがあります。そのとき、現地の音楽がとても面白くて、トルファンカシュガルのバザールで、カセットテープをたくさん買いました。

そのときも癖になるというか、いっちゃう感じのメロディのものがあって、自分の細胞の中にある古い古い記憶に呼びかけられているような妙な感じがしたもので。何なのでしょうね。自分のルーツは、こっちのほうにあるのかなと思ったりして。そうなんです。その妙な感じがしたんですね。