物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ホフマニア

昨夜は六本木アカデミーヒルズで国際文芸フェスオープニングに参加してきました。

いつも思いますが、アメリカと日本の作家の置かれた状況というものの違いを考えさせられます。いや、他の国と日本と言ったほうがいいのか…。

中国系のアメリカの作家イーユン・リーさんの話が興味深かったのですが、中途半端に終わってしまった感があって、モヤモヤ…。今日明日は仕事で予約していなかったのですが、今夜丸ビルホールで川上未映子さんとお話をするようなので、なんとかがんばって行ってみようかなと思っています。

それから、沼野充義先生がおっしゃっていたけれど、リュドミラ・ウリツカヤさんが急きょ来られなくなったことが、とても残念。『ソーネチカ』しか読んだことがありませんが、他の作品も読んでみようと思います。

昨日時間の隙間にタルコフスキーの撮影されなかった映画の構成本『ホフマニア』を読みました。幻想的な作風で知られる作家E・T・Aホフマンを描いた作品です。印象的なシーンがいくつかあって、ドキドキしながら読みました。

ソ連で許可が下りれば、『鏡』と私が最も好きな『ストーカー』の間に撮影される予定だったようですがシナリオが公開されただけで終わったようです。また、最後の作品『サクリファイス』完成後にドイツから正式に映画撮影のオファーがあったようですけどね。すごく残念…。

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その裏で、この本とまったく関連のない『もしドラ』第二弾『もし高校野球の女子マネージャーがどらっがーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら』も読みました。サークル運営の参考にこういう本も読みます。知らずにやっていることばかり書かれていました(笑。

でも、利潤をあげることを考えないサークルでは、これだけではうまくいかないんですよね。色々悩みます。