物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

まちだとしょかん子どもまつり

まちだとしょかん子ども祭りは、昨日で終了です。

最後のイベントである中高生ビブリオバトルにも参加して、展示を片づけてきました。私たちのサークル〈ピッピのくつした〉の展示はこんな感じでしたよ。

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26日(土)は、このウクライナ民話の絵本『てぶくろ』とイソップ童話の「北風と太陽」を体験する〈物語(絵本)に入っちゃおう!〉の演劇ワークショップを行いました。

今回は40名を越える参加者がありました。みなさん、ありがとうございました。短い時間でしたが、とても楽しかったです。今年はお父さんの参加もあって、それも嬉しかったことのひとつです。

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演劇ワークショップと言っても、演技の優劣を競うものでもなく、誰かに見せるわけでもなく、みんながそれぞれ身体で物語を実感するというものです。そういう意味では、感想を話し合う読書会と同じ性質。生活の中で色々な体験をしにくくなっている現代、物語を体感する喜びはなかなか貴重なのではないかと思います。

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午後は公開読書会も開催しました。

こちらは中・高生から大人まで参加してくださいました。中学3年生の教科書に載っている魯迅の『故郷』の朗読を聞いてからの読書会。若い参加者たちの予想外の盛り上がり。若い方々が深く考えていること、その考えるスピードの速さにびっくり。

私たちメンバーだけでも読書会をしていたのですが、もっと多層的な読み方ができました。色々な年代で読んだほうがはるかに面白いことも発見しました。

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これから、〈ピッピのくつした〉では、若い方々向けの読書会も企画していこうと思っていましたので、参考になりました。ありがとうございました。