物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ことばらんど読書会(仮称)二回目終了

今夜は、高校生たち、20歳をちょっと越えた若者たち、50歳をちょっと越えたくらいのメンバーでの読書会になりましした。

まずは村上春樹「バースディ・ガール」を朗読。これが30分近くかかってしまいましたが、それだけかけた甲斐あって、「実は、熟年好み」という20歳の女性の意見を皮切りに、かなり刺激的な意見交換に。若い人はエネルギッシュなのですね。

小説の構造の話にもなったのですが、いくつかの年代の視点が入っていること、ぎりぎりメルヘンにならないようかわしているところ、ぎりぎりストーリーを壊さないところで結末を読者にゆだねてしまっているところなど、色々な意味でぎりぎり。そんな話をするのに良いメンバーでした。

今後、中高年の参加が多くなりすぎないよう人数を限定したいので、参加希望者はあらかじめ連絡をください。

これからの予定 

7月22日 レイモンド・カーヴァー「でぶ」

8月26日 ジョージ・オーウェル「象を撃つ」

いずれも町田市民文学館ことばらんど(1階)18時より1時間程度