物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

初ポエトリー劇場

昨日は西荻窪の奇聞屋というお店での「ぽえとりー劇場」というイベントに参加してました。私はそういうものに参加したことがありませんでしたが、「今回はスラム(競技として朗読を競う)というより、シンプルなオープンマイクで分かち合いを大事にするイベント」と言われたので。

昔から足を運んでいる夫に「大丈夫、大丈夫」と言われ、恐る恐る…。

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私としては、まず、こんなに詩をよむ人がいるんだぁ、とそのことにびっくりしました。それが次第に、詩を朗読することがすごく普通のことなんだなと思えてきました。というか、詩をよむことは男性の条件じゃないか?と感じたほどです。

男性がほとんどだったということもありますが、男性が一歩前に出て詩をよむパフォーマンスは、やはり、女性として見て、聞いて、気持ちの良いものです。幸せな気分になりますね。

先日の島田雅彦氏の連続対談で、昔は上手に歌がよめなければモテなかったという話を思い出しましたよ。いや、アーウィンショーの「サマードレスの女たち」も思い出しました。女性としては、体のパーツではなく、男性の表現活動に魅せられるのですね(笑。

少数ながら女性の方々もいて、それぞれすごく特徴的だったのが印象に残りました。会場から言葉をもらって自作と絡めて即興詩をよむ人、アニメソング専門の人もいて、その多様性にびっくりです。女性として詩をよむというのは、特別の動機があるのかもしれないなと、自分のことも絡めて思いました。

それから、一番感激したのは、NHKバルバラに出ていたTASKEさんのパフォーマンスをパートナーの女性のピアノ伴奏で見られたこと。ちょうど、31年前のこの日に交通事故にあわれたのだとか。なんか、あまりにすごいタイミングの日のイベントでしたね…。

ガラケーでは暗い室内でうまく写真は撮れませんかでしたが…。

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ビジュアル系なんですね…。