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物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

癒しの読書

 皆さま、ゴールデンウィークをいかにお過ごしでしょうか?
 世の中の色々を考えると心が痛く、疲れてしまって、私はやや内にこもっています。癒しを求めて読書をしているように思います。
 1冊は横尾忠則氏の「言葉を離れる」です。以前、雑誌「ユリイカ」に連載されていたエッセイをまとめたもので、私の詩を掲載してもらっていたときに、いくつかは読んていました。独特な味わいのある文章で、美術の才能のあるかたは文章にも現れるものなんだなぁと感心してしまいました。内容と関係なく、文字による文章を読んでいるといつも放っておかれているところが満たされていくような気がするのです。

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 ユニークなのは、若い頃に読書をしていないことを常に気にしておられるところ。読書の代わりに模写をしていたという話に、そういうことはあるだろうなぁと納得しました。内容はやや深刻ではあるのですが、楽しく読ませてもらいました。

 それから、ピッピのメンバーが田口ランディさんのお話をしていたので、「サンカーラ」を手にとりました。

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 サンカーラとは、この世の諸行を意味するそうです。震災直後から田口さんがあれこれ考えたことを文章をまとめたもので、2012年10月に出版されています。内容は、震災のこと、福島、広島、水俣のことなど。丁寧に書かれているので寄り添って読めるというか、うん、わかるなぁと共感しました。
 明るい内容ではありませんが、不思議と心が癒されます。