物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

アジサイハバチ

本の紹介をしようと思ったのですが、もう今夜は疲れてしまったので(最近こればかりです)今日見た虫の話だけします。

うちのジャングル庭で植物が大変な勢いですが、元気がなくなってしまったのかアジサイ。葉の真ん中を通っている葉脈だけになってしまって、トゲトゲした宇宙植物のようです。これはひどいという話をしていたら、それはアジサイハバチだと調べて教えてくださったかたがいました。

確かに、そういう幼虫がいると子どもたちが言っていた気がしますが、丸坊主になっているのでもう虫はいないでしょうね。

今日、森を通ったときになんとなく気になったので、アジサイの穴だらけになっている葉をあちこちひっくり返してみました。でも、食べたあとはあっても虫の姿は見えず。だいぶ奥まで行って、ようやく一匹だけ見つけました。きっと仲間に遅れをとったのんびりさんなのでしょう。

後ろからやってきた草刈りをしていたおじさんに「何か、珍しいものでもいますか?」と声をかけられました。

アジサイの葉っぱを食べる虫ってどんなのかと思って探していたんですけど、もういませんねぇ」つい葉っぱを表に戻して、そう言ってしまいました。

でも、おじさんもよく知っていたようです。

「そうでしょう、この時期じゃいないでしょう。もう大人になって飛んでいっちゃってるよ。なにしろ大きくなるのが早いんだから」

この一匹はこれから土に潜って繭になるんでしょうね。

f:id:machienpro13:20170603222923j:plain

そして、我が家のアジサイは、今年は花が咲かないんでしょうね。