物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

「忘れられた巨人」読書会

我が家は森に面しているので夜の風が冷たく、私の寝室にはエアコンがありません。今までは困らなかったのですが、この夏の夜の寝苦しさったらありません。PCを立ち上げるにも危険を感じてしまいます。今夜は大丈夫そうですので少しだけ。

すっかり報告が遅くなってしまいましたが、先月27日(金)の例会ではカズオイシグロ忘れられた巨人』の読書会がありました。長編だったので読んでくるのが負担ではないかと心配したのですが、皆さん意外に面白く読まれたようです。参加者もやや多く、やはり話題の作家なんだなぁと。

…読むのが大変だったのは私ですね。それから、同じく小説を書いているHさんもどう解釈して良いか困惑されたようです。素直に読まずについ書き手の思惑をあれこれ考えてしまうのかもしれません(^-^;

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アーサー王の時代、鬼やドラゴンが出てくるファンタジー風の物語ですがそれだけとは到底言えず、色々な読み方ができる作品かと思いました。

作者が、今までは「個人の記憶」を扱ってきたけれども今回の作品は「共同体の記憶」を扱ったと明言しているので、国家や民族の記憶ことなのだろうと思っていましたが、読書会の中で「夫婦という共同体」と言っていたかたがいて、考えるヒントに。

実は私、『日の名残り』『わたしたちが孤児だったころ』は既読ですが、例の『わたしを離さないで』を読んでいないので、これは読まなければいかんと痛感しました。

 

すみません。眠くて起きていられない…。

明日またブログの続きを書きますね。