物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

少年王者館「1001」

今週はいきなり30度越えの暑さで始まりましたが、今夜はまたちょっと気温が下がっていますかね。なんだか体の調整機能がうまく働いていないような。

色々としんどいことも多い世の中ですが、明るく生きていきたいものです。ブログももう少しペースを上げて更新するぞー(^^)/

先日は友人たちと観劇に。新国立劇場で少年王者館の公演「1001」に行ってきました。ものすごく良かった。その良かったのを見ていない人に伝えるには、どうしたら良いのか? 先日読んだ「天才を殺す凡人」風に考えると、作・演出の天野天街さんはまさに天才だと思います。

この芝居がどういうものかを言葉で説明するのは不可能に近いので…というか言葉で説明してしまうと違うものになってしまうような気がする。

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まず、新国立劇場という公の空間で少年王者館を見るということがにわかに信じられませんでした。が、むしろゆったり座ってたっぷり楽しめた2時間15分だったんです。ああ、近頃はやっぱり心が縮こまっていたんだなぁということも自覚しました。

芸術というのは、そういうくしゃくしゃになった精神を少しずつ伸ばして広げてくれるものなのかもしれませんね。現代に必要なのは、それなんじゃないかな。

この劇団を最初に見て、波長がいきなり合ってスカーンと向こう側の世界に行けてしまったのは20代半ばの頃でした。まあ、若い頃はそういうことの連続でしたが、ある種の生きるための糧を得るのかな。いや、若い頃だけでなく、この年になってもそうです。

そして、なんと明後日6月1日、2日は、ピッピのくつした読書会メンバーのひとりが芝居に出演。ということで今からワクワクしています。見に行きまーす。

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