物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

読書会

「縄文人」読書会

あまりに暑くて身の危険を感じる今日この頃。皆さん、ご無事でしょうか。 こんな時期に、ピッピのくつしたでは次号の読書案内の縄文特集に向けて活動を始めています。21日(土)は本町田遺跡公園と市立博物館を見学しました。 町田には縄文遺跡が多いとは聞…

「和解」の読書会は盛り上がりました。

「和解」の読書会はテーマがテーマだけに難しいなと思っていたのですが、たまたまいつもと違う組み合わせのメンバー、新しい参加者もあったせいか、不思議な盛り上がりかたをしました。 田山花袋の「蒲団」を読んでいましたので私小説ということを考えること…

「ピッピのくつした」第22号と今後の予定

「ピッピのくつした」第22号ができあがりました。町田市図書館などで無料配布しておりますので、ほしいかたは図書館で聞いてみてください。または、読書会に来てくださればさしあげます。 この冊子、市民の皆さんの読書活動に少しでも貢献できればという気持…

花袋忌

昨日は創作表現講座の後、夕方6時から先日の田山花袋「蒲団」読書会を踏まえての「2回目ゆるゆる読書会」というのをやってみました。じっくり考えるタイプの人は読書会の後にあれこれ考えて気がつくことが多いらしいので、そんなことを気楽に話し合ってみた…

どこでも読書会

図書館まつりでは、ピッピのくつしたの読書会も開催しました。参加者は中高生以上対象ということで、若い人が来てくれると嬉しいなぁと思っていました。「若い人の意見が聞けると思って来ました」とおっしゃる大人世代のかたもいるくらいでした。 なんと、始…

みんなで作る演劇ワークショップ

昨日の図書館まつりでは、ピッピのくつしたのワークショップ「ものがたりの中に入っちゃおう」(ひとりだったら5歳以上)と読書会(中学生以上)を開催しました。 図書館まつりはまだ今日もビブリオバトルなどイベントが残っていますし、展示もありますので…

読書会のお知らせ

油断していたら、またお知らせが前日になってしまいました。 明日3月16日(金)は 中島敦「山月記」の読書会があります。ごく短い作品ですので、当日読んでも間に合います。場所はいつもどおりの町田市民フォーラム多目的実習室、時間は13時半から15時半…

「おらおらでひとりいぐも」

金曜日の谷崎潤一郎「異端者の悲しみ」に続いて、土曜日は「おらおらでひとりいぐも」の読書会をしました。 まったく接点のない作品だと思っていましたが、考えてみたらどちらも自伝的な作品。20代の若者と70代の人が自分の人生をどう感じるかということを体…

読書会のお知らせ

2月24日(土)の午後、芹が谷公園の休憩施設ひだまり荘で、若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」の読書会をすることになりました。次号「ピッピのくつした」の特集ページに載せる読書会となります。参加希望のかたはお知らせください。 2月23日(金)13時半…

1月の読書会のお知らせ

忘れないうちに今月の読書会のお知らせをしておきます。 1月26日(金)町田市民フォーラム3階多目的室にて行います。 【1】子どもの本の読書会(10時~12時) 本に関わる意見・情報交換から雑談まで、あれこれしゃべってリフレッシュする時間です。今回の…

「こちらあみ子」読書会

12月22日(金)の午後は、今村夏子さんの小説『こちらあみ子』の読書会をしました。今回この本を取り上げたのには、理由がありました。 ある人がたまたまこの本を読んで「とても勇気づけられた」と感想を言っていたのです。ところが、それを聞いた別の人が…

「告白」と「雪女」

昨日の読書会。自分で選んでおきながら、なんという組み合わせなのかと思いました。どちらも異形のものというか、どちらも人間世界を離れてあちら側の世界に行ってしまう物語でしたね(冷汗。 ラフカディオ・ハーン「雪女」は岩波文庫の『怪談』に入っていた…

季節の変わり目ですね。

先日の庄野潤三「愛撫」の読書会は刺激的でした。私自身、あれっ、こういう話だったのか、という発見がありました。共依存っぽい小説だなぁと思っていたのですが、そうではなくて本当の恋愛なんですね。本当の恋愛が描かれた日本の小説があまりに少ないので…

読書会「檸檬」盛り上がりました。ピッピの読書会のよろしく!!

ここのところあれこれ予定を詰めすぎてしまって、やや疲れ気味です。梶井基次郎の「檸檬」の読書会がすごく面白かったのに、まだ報告していませんでした。 去年一年続け、文学館の企画展イベントとして3回プラスされた流動的読書会は、今回初めて、参加者が…

読書会、ありがとうございました。

5月26日に3つの読書会の紹介を少しだけ。 午前はドクター・スースの絵本『きみの行く道』、午後は私の拙作『沼から戻る』、夜はミランダ・ジュライの『水泳チーム』でした。 全然違う3作品ですが、感想を話し合ってみると、なんとなく関連しているよう…

読書会のお知らせ

次の読書会は5月26日(金)、場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。10時からは、絵本「きみの行く道」ドクター・スース13時半からは、私の小説「沼から戻る」でしたね。午前もどなたかに朗読してもらいますし、午後は私がしますよ。自分の小説の読書…

読書会 繭

今週の金曜日は読書会が3つあります。 町田市民フォーラム3階多目的室で午前中(10時から正午)、午後(13時半~15時半)、町田市文学館で夜(18時~19時半)です。今回はすべて朗読付きですので、何も読んでこないで参加しても楽しめると思います。 詳しい…

若い読者のための短編小説案内

「若い読者のための短編小説案内」を読み終えました。 私の場合は、ここで取り上げられている短編小説をまず読んでから、村上春樹氏の文章を読みました。手元に短編小説を全部用意してから読み始めたので、交互に読むリズムで通しました。 でも、先に小説の…

「魔法のチョーク」読書会

遅くなりました。金曜の夜に開催した安部公房の短編「魔法のチョーク」の読書会について書いてみます。 まず、最初に朗読をしてもらったのですが、これが良かったですね。朗読って不思議です。間違えないで上手に読めたから良いわけではなく、読み手が物語世…

どこでも読書会

どこでも読書会(?)ということで、淵野辺のブックカフェ〈サニーデイリング〉に行ってきました。こちらの方面に住んでいる何人かのピッピのメンバーの行きつけのお店だそうです。 古本屋さんとカフェが合体したようなお店です。本を読みながらお茶も飲める…

読書会、総会&懇親会、ありがとうございました。

昨日は2つの読書会を挟んで、総会&懇親会(豚肉白菜鍋)でした。重いお鍋と具材を運んで用意してくださった方々、ありがとうございました。…それにしても、大きな2つの鍋があっという間に空!! 参加者40代、50代、睡眠時間が少なく、体力消耗している主…

としょかんまつり「ものがたりに入っちゃおう」WS

明日はとしょかんまつりのエンディングイベントがあります。「昔話いろいろ」ということで小さなお子さんから高校生、大学生のみなさんが即興の演劇をしてくれますので、是非見に来てください!! 今日はその前段階としてのイベントが二つ。 午前中は、ピッ…

3つの読書会のお知らせ

今回はちょっと早めの連絡です(^o^)/ 今週、2月24日 (金)に読書会があります。初めての参加、大歓迎です。参加費が千円かかりますが、これは年会費ですのでその後は参加費はかかりません。 場所は、町田市民フォーラム3階の多目的実習室です。 プログラム…

明日、流動的読書会で~す。

明日、午後6時から町田市文学館〈ことばらんど〉で流動的読書会があります。高校生、大学生など若者向けですが、受験でおやすみの人もいると思いますので、受験に関係ないメンバーでまったり話し合いたいと思います。違う世代のかたも良かったらご参加くだ…

はっぴぃさん ロミオとジュリエット

今日の午前中の読書会は、絵本「はっぴぃさん」(荒井良二さく)についてみんなで語りました。何度かとりあげている本ですが、新年ということもあるのか、新たな気持ちでしみじみ味わうことができました。 はっぴぃさんというのは正体不明。カタツムリなのか…

デンドロカカリヤ

若者たちの流動的読書会で、安倍公房「デンドロカカリヤ」について語り合いました。ずっと以前にも大人たちの読書会でとりあげた作品ですが、そのときよりもずっと深いところまで潜っていきました。また、若者の前向きな読み方に教えられるところもありまし…

デンドロカカリヤ

なかなかブログが更新できなくて、すみません。書きたいことはたくさんあるのですが、日々気をとられることが多すぎて、ついつい書かずに日がたってしまいます。 今も、まず連絡。 明後日20日(金)午後6時から、流動的読書会があります。今回は少し穏や…

明日は16日は読書会でーす❤ 10時~12時は、せなけいこ作の絵本、13時半~15時半は、レベッカ・ブラウンの短編「パン」をとりあげます。場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。…中年世代中心(^o^)/ 夕方18時~19時半には、文学館ことばらんどの1階ロビー…

読書会のお知らせ

12月半ばになり、さすがに寒くなってきましたね~。読書会シーズンではないでしょうか。 ささやかだけれど役にたつ読書会のお知らせです。 12月の例会は今週16日(金)、場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。 ★午前(10時~12時)…せなけいこ作の絵…

「青い鳥」と「サマードレスの女たち」

昨日の読書会は、前半はメーテルリンクの「青い鳥」、後半はアーウィン・ショーの短編「夏服を着た女たち」でした。いつも午前午後で関連のあることが多いのですが、違いが際立ちました。 「青い鳥」は、ベルギー生まれのメーテルリンクによって1908年に書か…