物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ムーミンパパ海へいく

夏バテに効くかと、ヘチマ入り焼きうどんを食べました。あっさりした味でおいしかった。写真後方にちらりと見えているやつです。

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手前の文庫はトーベ・ヤンソンです。
新装版じゃない、だいぶ前に買った古い講談社文庫です。中身は黄ばんでましたが、表紙のイラストはなかなかきれい。

読書会でトーベ・ヤンソンをとりあげたらどうかなと8月2日に書いて、そのままになっていましたが、月見草さんにコメントいただいていました。

http://machienpro13.hatenablog.com/entry/2014/08/02/214335

ただ『誠実な詐欺師』はやったことがありました。あと、ムーミンシリーズも最初と最後はとりあげたことがあったかも。できれば、とりあげていない本がいいかなと思うんです。

それで、『ムーミンパパ海へいく』を第三章まで読んでみました。
平和なムーミン谷の日常に物足りなくなってしまったパパ。実は、パパだけでなく、成長したムーミンにも、ずっと家族の世話をしていたママにも同じような気持ちがあったのかもしれません。
とにかく、パパとしての威厳を保ちたいパパはリーダーシップをとり、無理やりママやムーミントロールや養子となったミイを小舟に乗せ灯台のある島を目ざします。

ちょうど夏の後半から始まる物語なのですが、日差しや、物の影の深み、火の温かさが感じられ、さすが北欧の気候は違うなと思いました。

この本は読んだはずだけれど、よく思い出せません。子育てが終わりつつある家庭に訪れる変化なのかなぁと予測しています。だとすると、ちょうどよいかもね。