物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

喘息の季節

早朝、うつ病時代の友人のひとりからメールがありました。

うつ病というのは、生活の仕方を思い切って変えると案外すっきり治るものですね。私も完治していますが、うつ病友の会(会の名前を忘れた)のかつての友人たちもみな完治しています。うつ病は完全な休息がとれない主婦にはなかなつらいものがありますが、男性には、病気をきっかけに出世した人もいたくらいです。

当時、具合が悪いときに他の人たちの様子も聞いてみる(ひとりだと寂しいので)という習慣が残っていまして、いまだに体調を聞きあうメールを交わしています。

「私は喘息気管支炎と診断されたのですが、体調はいかがですか?」

え、喘息。私も喘息です。うつ病と喘息は関係ないと思うんですけれどもね。私の喘息はうつ病の発症より早く、第一子出産の直後からです。うつと違って完治しません。

この季節はつらいです。耳鳴りもひどくなっている気がするし、心臓にも少し違和感あるし、どこがどうというわけではないけれど、全体にヤバい感じです。季節性のアレルギーなんでしょうね。

朝から仕事に行ったのですが、雨で帰ってきました。あちこち調子が悪くて、無理ができない感じです。気管支も微妙に腫れている。咳をしないように気をつけていますが、こういうとき、タバコの煙なんかであっという間に発作を起こしてしまうんですよね。油断すると、いきなり崖から落ちますからね。…くわばら、くわばら。

ここのところ、小説を書いても、すぐ喘息の話が出てきてしまいます。よほどひっかかっているのでしょう。前回書いた「遠雷」という短編も、主人公は喘息ぎみでした。それで、判断が鈍ってしまうという結果に起こった物語です。

…いやぁ、ほんと、判断が鈍るんですよ。いろいろ間違わないように、気をつけないと。日本の国にも、方向性を間違ってほしくないです。