水族館と文学
時間があったので、ひとりで江ノ島水族館に行ってきました。小説を書くヒントでもないかなぁ…と。
なんでかわからないけれど、入ってすぐ、真ん中の巨大水槽が気になりまして。
かなりの高さがあるこの水槽は面白い形をしていて、複雑に岩が組み合わさってもいます。たくさんの種類の魚が泳いでいます。実際の海中を模しているのでしょう。
イルカショーも見たし、くらげも好きで見とれちゃうのですが、ついまた大水槽に戻ってしまいます。
だって、何千匹ものマイワシたちが、まるで絵本『スイミー』のようにひとつの生き物みたいに泳いでいるんです。
いや、そういうレベルを越えています。動きがヤバい感じ。まるで宮崎アニメ。
水槽の中に気持ちが入り込んで、しばらく動けなくなってしまいました。
そして、もしかしたら、小説の中に入り込むというのはこういうことなのかなぁ…という気がしてきたんです。全然違う世界に、入ってしまうんですよね…。