物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

4月22日の読書会と総会

明後日はピッピのくつした総会があります。といってもそんなに議題はありませんので、午前と午後の読書会の間、11時~11時半くらいに始めてそれぞれ持ってきた昼食を食べながらというラフなかたちになりますので、よろしくお願いします。

読書会は予定どおり、午前中は長新太の絵本『キャベツくん』、午後は漱石吾輩は猫である』がテーマです。

というわけで『吾輩は猫である』を手にとってみて。有名な作品ですし、何度も開いているはずなののに、どうやら最後まで読んだことがなかったようです…。名無しの猫の飼い主である苦沙弥先生の周りに集まる人々の会話の言葉やら雰囲気に懐かしさを感じつつ、明治はいかんせん古い。半分ほど読んだところです。

その前に、今回の読書会のレポーターNさんにお借りしたマンガ『3月のライオン』を読んでいます。若き棋士が主人公なのですが、微妙に懐かしい匂をついくんくん嗅いでしまいます。なんか、たまらない…。

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古い家、甘味やさんとか、もんじゃやさんとか、食べ物や色々相反するもののちぐはぐな組み合わせとか、人間関係のやたらねちっこさとドライな感じの組み合わせとか。家族の絆が強そうで、弱そうで。繊細なのに、直情型で、うまく立ち回れずに自ら地雷を踏まずにいられない感じとか。病んでいるのに健全なところとか。あまりにピンポイントで感覚が一致します。

というのも当たり前で、著者のかたは、私の小・中学校フルで親しかった友人の幼なじみなんだそうです。…ということは、小・中学校は一緒ですかね。ろう石で、道路に一緒に絵を描いたそう。そういえば、昔はよく描きましたっけ。