暗黒寓話集
台風18号は温帯低気圧に変わったそうですが、だいぶ風が強くなってきました。
ここ数日、新しい短編を書こうと四苦八苦しています。と言っても突然すらすら出てくるわけもなく、気圧のせいか頭痛もします。
今日は気分転換に刺激物を求めて、こんな本をながめてみたりしました。
『世にも美しい瞳 ハエトリグモ』というきれいな写真がたくさん載っている本です。この表紙のクモの顔のアップはなかなか迫力がありますね。これ、ハエトリグモの瞳です。網を張らずに、直接ハエを捕まえるクモです。
本の中のクモたちの色があんまり美しいので、ぬいぐるみにしたら愛らしいだろうなと思ってしまいました。でも、ぬいぐるみとして愛でていたら、正常な感覚が破壊されちゃいそうですね。危険、危険。
もう一冊、島田雅彦氏の短編小説『暗黒寓話集』を半分ほど読みました。死後の世界を描いた「死都東京」には70年代の街並みなどが出てきて懐かしい…。
タイトルは怪しげですが、癒され、元気づけられました。