物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

小説

「抒情文芸」冬号が届きました。以前、2年前まで小説の撰者をしてくださっていた伊藤桂一先生が99歳の天寿をまっとうされたとのお知らせを読み、とてもショックです。本当に、ぎりぎりまで読んでくださっていたのですね。たくさんのお言葉にどれだけ励まされたことか。ありがとうございました。

ご冥福をお祈り申しあげます。私は、もう少しがんばってみます。

雑誌には、今回、「道しるべ」という作品を載せていただいています。先日、賞をいただきましたが、その後も作品を載せていただけることが、とてもありがたいです。読んでもらえない小説には、いくら書いても意味がありませんからね。

そうそう、昨夜、約70枚の小説を書き終えました。やはり、読んでもらってこその作品。せっかくなので直近の某文学賞に応募してみようと思い立ちました。

ところが、該当する賞の締め切りがあまりに近くて。無理をして書いたので疲労困憊。10日消印しめきりだったのでぎりぎりまで粘って、24時までやっている新宿本局まで行きました。

いつも「抒情文芸」に20枚の作品を投稿しているせいか、長さの違いを思い知らされました。疲労度がぜんぜん違うのですね。

というより、10日で書くのが無謀ですね。いや、書くことより、タネを見つけることのほうが大変なので、しょうがなかったのです。ヒントを得たのが、先月27日のポエトリー劇場だったものですから。

タネは3日ほどふやかして、6日で50枚に書きあげて1日休息。このときも、あまりに疲れて気持ち悪くなってしまったんです。その後、足りない部分を書き足しました。

 もう少しゆったの書きたいものだと思いますが、ゆったりだと書けないということもあるんですよね。締め切りがないと、とても気力が持ちません。