物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

職人技

あれやこれやと雑用が多く、仕事も増えていてなかなかPCを開く時間がありません。こんなことではますますスランプになって小説が書けなくなってしまう…。いや、スランプだからPCを開かなくなっているのか?

ブログを更新しようと外出にPCを持ち出しています。

目の前では難しい顔をしたおじさんがクリスマスのイルミネーションを飾り付けています。脚立を出して、文字をビスで固定していますが、それはちょっと低すぎて頭がぶつかってしまうのでは。

と思っていたら、おじさんもそう思ったらしく外して付け替え。いや、これでも低いかなと腕組みをして考えていたと思ったら、土台の柱そのものを高い位置に。職人技とは遠いけれど、いかにも手作業といった感じです。そうやって多くのことが世の中で回っているのでしょうかね(自分のやっている仕事を考えてもそう思います)。

ピッピのメルマガに紹介した本をここでも。60年前に亡くなったペルッツの「アンチクリストの誕生」という短編集。表題作はタイトルこそ強烈ですが、昔話のように極端だけれどもさっぱり軽やかな展開。でも、緻密な構成とその息の長い話術に舌を巻きました。これは職人技だなと思ったんです。

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先日、多摩センターを通ったら駅前はすっかりクリスマスのイルミネーションに彩られていました。作業は大変だったでしょうね。

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