物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

アジサイハバチ2

最近、アジサイハバチがまた出始めているのですが、今調べたら去年の6月3日のブログにアジサイハバチのことを書いていました。

ご近所のアジサイがどんどん穴だらけになっていってびっくりしていたら、うちの庭のアジサイも葉脈だけになったりしていました。以前はこんなに食べられなかったのですが、この4、5年だんだんひどくなっているような。

何なのでしょうね?

先日の創作表現講座で自然散策をしているときにもすでに2、3割食べられてしまっている株もありました。蕾のところも幼虫がいて美味しそうに食べていました。参加者の誰かが草間彌生の模様だと言っていたのですが、まさにそんな感じ。

写真を撮らなかったのですが、去年の写真はこれ。

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そうそう、これでした。もっと大きいのもいました。

自然散策していて驚いたのは、そろそろアブラムシがびっしりと食らいついている草の実が目についたのですが、ナナホシテントウが群れになって食事している株(そういうのはあまり見たことがなかったのですが…)にはアブラムシがあまりいなかったんです。食べられているんですから当たり前ですね。

ハバチももしかしたら天敵がいたらこんなに増えないのではないかと。ハバチの幼虫の天敵というと…? と素人として普通に考えると、アシナガバチかなぁと。

アシナガバチはここ4、5年極端に減ったような気がします。我が家の庭には毎年今頃アシナガバチが2つくらい巣をつくっていたものでしたが、まったく来なくなりました。

その4、5年前までなぜかいつもアシナガバチの巣は家のドア付近につくられていました。人間が出入りするから他の生き物が来なくて安全だと思っていたのでしようかね? わざわざそこにつくるのがとても不思議でした。

でも、そんなところに巣があるのに住んでいる人間はなかなか気づくことができませんでした。というのも、巣からほぼ真上に飛びたつので、アシナガバチの姿をあまり見かけないからなんです。気がついて後を追うと、家と家の間の植え込みの上空を通り、裏庭のアジサイのあるあたりで低空飛行になっていたんですよね。アジサイは良い餌場だったのかな。

アシナガバチがいなくなったのは震災の2011年の初夏からだったか。いや、でもその前の年にも子育てがうまくいっていない感じはすでにあって元気がなくなっているようには見えました。暑すぎたのか? スズメバチに襲われて全滅してしまったこともあったし。

ハチに刺されるのは嫌だけれど、うまく共存していけるならそのほうがいいかな。アジサイの葉も毒があるので食べる虫はあまりいなくて、ハバチはあえてそれを食べて生きのびているよう進化したのじゃないかと思います。でも、アジサイの花が見られないのも残念だし。

なにごともバランスとるのは難しいのでしょうかね。

あ、写真がありました。こんな感じです。

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