物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

わかりあえないことから

今月から今までやっていた仕事に加えてもうひとつ仕事をすることになり、予想以上に自分の時間が無くなって焦っています。本に関わる仕事なので嬉しいのですけれど、まだ要領がわからなくて四苦八苦しています。慣れればなんとかなるかなぁ…。

今日は久しぶりの休日なので、気分転換に一人でズーラシアに行ってきました。かつて子どもを連れて行ったことが一回くらいあったような、なかったような。というくらいご無沙汰していました。

急にお天気が良くなって、人間は毛がないので皮膚がぴりぴりしました。動物園の動物たちは違うんですね。氷が似合うペンギンやシロクマも日向ぼっこをしていて、ライオンなんてこんな感じ。後ろ脚を広げて安心しきっています。

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人間であることって、どれくらい自由で、どれくらい窮屈なんでしょうね。よくわからなってしまいます。

アフリカゾウが鼻をしなやかに動かして草を集めて食べるのには見とれてしまいました。器用に砂だけ落とすのですね。オカピがものすごい勢いで葉の部分だけを食いちぎっていくのも新鮮な驚きでした。

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帰り道のミスドで、平田オリザさんの『わかりあえないことから』を再読しました。人間はそれぞれわかりあえないのが当たり前で、それを前提にわかりあえる部分を探っていくしかないのではないかと。本当にそう。読書会もそうですね。

わかりあえるはずとか、わかりあえるふりとか、わかりあっているから仲間とか、そういうことをやっていても息が詰まるばかり。次回のお茶会で紹介します。

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