物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

お久しぶりです。小説書いてました。

書き忘れていましたが、今月予定されていた総会や読書会はありません。今月のピッピの活動はお休みです。

緊急事態宣言がでて、更にそれが全国に拡大され、世界がどんどん変わっていきます。
そんな中で、今月15日締め切りの「抒情文芸」に短編を投稿しようと小説を書いていました。
集中しようとすればするほど、その気ののらなさ加減にコントロールが効かない。スマホでニュースばかり見てしまうんですね。
そりゃそうですよね、小説より現実の方がずっとずっと刺激的なわけですから。
こんなに書けないのでは今回は諦めようと一旦書くことをやめました。でも、この状態をそのまま描いてみたらどうかなと書き始め、3日くらいしか猶予がなかったのですが、自分に似た立場にいる架空の人物を想定して世界をみてみることにしました。
そうすると不思議なもので、というか当たり前なのですが、自分には見えない、つまり主人公の視点でしか見えないものが見えてきて、それに夢中になってしまいました。やっと夢中になれました。
ああ、小説を描くのってこういうことなんだなぁと思った次第です。

書くことで落ち着いたということもあり、違う側面から見る人の考えを知ることで世界が立体的に見えてくるということも体感しました。