物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

幻覚

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蒸し返すようなんですが、4月30日にも書いた幻覚の話。病んで幻覚を見るのと、病まないで幻覚を見ることの差って何なのでしょうね?

最近、わけあって精神病院に足を運ぶ機会があるのですが、いつも混乱してしまいます。病気は辛いだろうと想像すると本当に苦しくなりますが、卯月さんのマンガで、幻覚がなくなると退屈だなぁと思うというところがあって、あ、やっぱりそうなんだ、と思いました。それじゃ、私と同じじゃないの、と。

創作していると幻覚に限りなく近いことを経験しますが、逆に経験したいと強く思っているところがあって、すっごく集中したり、リラックスして心を開いて感度を上げたりと地道に努力したりもします。それでも、私が見ているのはせいぜい茂った木々の向こう、柵の向こうにやっと見えそうになるくらい……なのかな?