物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

太陽の塔

今日は友人のお誕生会があって成城学園に。 ALPESという懐かしい雰囲気のお店でケーキを食べましたが、つい話に熱中してしまい、おいしいケーキはあっという間にお腹の中。 実は、このところ、小説を書き始めないといけないと思いつつ書いていないプレッシャ…

アジサイ

先日の読書会で読んだジュンパ・ラヒリの『見知らぬ場所』は、インドからアメリカに移民した一家の、父親と、子育て中の娘の物語でした。 本の扉には『緋文字』からの引用。 人間というのは一箇所に長続きしないようにできている。いわばジャガイモと同じこ…

「シンデレラ」 と ジュンパ・ラヒリ「見知らぬ場所」

24日(金曜日)の読書会の報告です。 午前中は「シンデレラ」について。グリムやペローの童話で知られていますが、たぶんもっとずっと古いお話。メンバーのひとりが中沢新一の「カイエ・ソバージュ」シリーズを持ってきてくれたので、文化人類学的な古い話に…

リリーのすべて

昨日は読書会があり、その報告もしなければと思うのですが、その前に。 夫婦50歳割引を利用させていただき、少し前にアップリンクで観てきました映画についてです。50歳を越えてから夫婦で映画を観ることが増えましたが、どちらかが気に入るものはあっても、…

ことばらんど読書会(仮称)二回目終了

今夜は、高校生たち、20歳をちょっと越えた若者たち、50歳をちょっと越えたくらいのメンバーでの読書会になりましした。 まずは村上春樹「バースディ・ガール」を朗読。これが30分近くかかってしまいましたが、それだけかけた甲斐あって、「実は、熟年好み」…

ことばらんど読書会「バースデイ・ガール」

先月からやんわりスタートした高校生大学生を中心にした「ことばらんど読書会(仮称)」の第2回目を明後日6月17日(金)の午後6から開催します。場所は町田市文学館ことばらんどの1階ロビーです。最初にする朗読も含めて1時間強を予定しています。 今回は…

エトガル・ケレット「あの素晴らしき七年」

先日、文学館ことばらんどの高校生以上向け読書会で、イスラエルの作家、エトガル・ケレットが19歳の時に最初に書いたという小説「パイプ」をとりあげました。兵役についた初年度、自尊心を保つのが難しくなっていた時期に「パイプ」を書いて、著者は残りの2…

抒情文芸「タイムカプセル」

「抒情文芸」159号(2016年夏号)に4月に書いた小説「タイムカプセル」を掲載していただきました。ありがたいです。 息子の卒業にあたってタイムカプセルに入れる手紙を親も書いてと言われて何を書いていいかわからなくて困った体験と、3月30日のブログ↘水族…