物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

2020-01-01から1年間の記事一覧

エンジン・サマー読書会報告

日々の生活に追われているうちにすっかり年の瀬。 年齢が同じくらいなので仕方ないですが、両親と義理の父と皆それぞれ不調を訴え、特に父が深刻な病と診断され、余命宣告までされてしまいました。 以来、意識の何割かが常にそちらに使われている感じです。…

小説『家族旅行』

もうひとつお知らせ。 抒情文芸(2021年冬号)に小説を載っけてもらえました。私のは『家族旅行』、それと読書会メンバー平野みどりさんの『神ケ池の伝説』です。 平野さんの小説、どんなのだろう、今から読みます。楽しみ♥️ 読書会では、作家目線の話も多く面…

エンジン・サマー読書会

今月の読書会のお知らせがまた遅くなってしまって申し訳ないです。 テーマ本は、ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』(文庫版)です。来週12月18日(金)13:30~、市民フォーラム多目的実習室にて。参加費500円。 午前中は無料のお茶会もあります。お茶は持…

図書館に展示してます

今年は残念ながらコロナで図書館まつりのイベントができないのですね。展示だけはあるようです。 休館日の昨日、メンバーの皆さんがピッピの展示をしてくれました。今日からです。今、仕事前に急いで見てきました。 エスカレーターに乗って写真を撮るのはな…

屋外の美術展

昨日は友人たちと屋外の美術展に行きました。日差しが暖かで、歩いていると汗をかくくらい。 コロナ禍。2月3月の頃は、ドアノブにウイルスが付着していつまでも生き残るということがさんざん言われたので、消毒に神経質になりました。が、その後の色々な事例…

児童文学

アメリカの大統領選挙が潜在意識に引っ掛かっていたのかわかりませんが、最近、続けてアメリカの児童書を読んでいました。 最初はこれ。通っている小学校の図書室の新着本としてブッカーをかけたのですが、あまり子どもたちに手にとられないのが残念で、自分…

おはなしして子ちゃん

コロナ禍とはいえ、個人的には主婦の特質と言うのか同時に幅広いことをやらないといけなくて日々非常に忙しく、すっかりブログを書くのを忘れてます。 でも、「前世の記憶」の読書会はかなり刺激的だったので、書いてなかったなんて…ショック(>_ ちょっとブ…

次の読書会は10月23日、藤野可織「来世の記憶」

今月も換気を心がけつつ、読書会(参加費500円)を23日(金)13時半から、藤野可織さんの短編「前世の記憶」(「来世の記憶」収録)をとりあげて行います(^-^)/ 午前中10時からのお茶会(無料)もあります。飲み物は持参してくださいね♥️場所は町田市民フォーラム多…

食欲の秋

何を食べても美味しい季節ですが、今月末に健康診断を受ける予定です。 極端な病院嫌いの私は、10年以上健診を避けてきたのですが、1年半くらい前から体調があれこれ不安定…たぶん更年期なんでしょうね…怖くて去年健診を受けました。 そしたら、なんと血圧も…

箱根

9月後半の2週間、あれやこれや面倒なことがある中、試みで児童文学を書いていました。 予想外の辛さ(>_ いや、まずスピードが違うのかもしれないですね。小学6年生の男の子の視点で書いてみたのですが、心の動きが激しいだけでなく、やたら動くし、走る。小…

「紙の動物園」読書会

報告がすっかり遅くなってしまいました。 メンバーのとっておきの1冊『紙の動物園』、新しいメンバーも増え、こんな時期ですが賑やかな読書会となりました。 何より、母と息子の微妙な関係、愛情のあり方の物語は身につまされるものがありました(TT) ……亡く…

秋の気分転換

コロナ禍だからというのではないでしょうけれど、秋の深まりというのはあっという間ですね。 この季節の物悲しさが私は昔から苦手で、うつになったり喘息になったりしていたものでした。今はいたって元気ですけれど(マスクをしていると風邪もひきませんね)な…

お誕生会ありがとうございました♥️

こんなご時世ですが、ソーシャルディスタンスを心がけつつお誕生会をやっていただきました。 感謝、感謝!! 更年期による体質の変化なのかわかりませんが、この一年半ほど喘息の発作がありません。本当に治ったのかな? それでもやっぱり、誕生月に良い思い…

9月の読書会

次の読書会は9月25日(金)13:30~15:30、またまた今までとちょっと違ったSF作家ケン・リュウ「紙の動物園」について語り合いまーす(^-^)/ 参加費は500円です。水分補給は必要ですので、飲み物は持参してくださいね。 午前中(10:00~12:00)には無料のお茶会も…

「高野聖」読書会の報告

今月の読書会のテーマは、泉鏡花が28歳のときに書いた代表作「高野聖」でした。 たまたま汽車の旅で知り合った僧侶と同宿した若者が、彼の不思議な体験をドキドキしながら聞くという筋です。古い日本の伝統が残る1908年の小説ですが、話に深くはまりこんでい…

現代詩選2020 例会のお知らせ

体温に近い気温が続いていますがそろそろ夏も終わりなのでしょうか、昨夜は寒くて毛布を出してしまいました。皆様、風邪などひかれませんように。 ひとつ宣伝を忘れていました。『日本現代詩選2020』に「作文する」という詩を載せていただきました。以前、ユ…

8月の読書会は泉鏡花「高野聖」

屋外を歩いていると身の危険を感じる今日この頃です。コロナウイルス感染を防ぐためには換気が第一と考えると、屋内も危険ですよね。一体どうしたら良いのか…(>_それでもめげずに、換気に留意しつつ今月も例会を実施します。 8月28日(金)10時からリフレッシ…

『ペスト』読書会

7月31日の例会。東京の感染者が恐ろしい人数になっていたので心配でしたが、サーキュレーターを使ってめいっぱい換気に努めつつ、午前中のお茶会(各自持参のもので水分補給のみですが…)、午後はカミュ『ペスト』読書会も行いました。 午前も、午後も、しばら…

ピッピのくつした コロナ自粛応援号

7月28日に「ピッピのくつした」コロナ自粛応援号を無事、印刷&製本しました~。今回は編集会議作業もほとんど公園で。ページ数も抑えて本の紹介中心になっています。 図書館等に置いてありますので、欲しいかたは声をかけてみて下さい。お茶会や読書会等でも…

コロナ小説を書く。

ふと気がつくと7月になっていて驚きますね。コロナ禍では時間の流れが違うのかも…うっかりしていたら叙情文芸の投稿締め切りがすぐそこに迫っていて青くなりました。青くなったので、主人公の少年の名前は蒼太に決定。ここ何日か手帳に断片的に書いたことは…

自粛解除後初の読書会

報告、遅くなりました。 お茶会も読書会も無事開催しました。お茶会では、今話題のダーウィンの進化論関連の絵本を何冊か読み比べてみました。有名なので色々な本が出てます。ちょうど今月はNHKの100分de名著で「種の起源」の再放送もあったみたいですね。読…

雨の日

今月は読書会も再開するということで、先日はコアメンバーでそのことについて話し合いました。 部屋をとろうかとギリギリまで迷ったのですが、結局森の中を選びました。おもいっきり雨だったのですけどね。 水溜まりもこんな。でも、なんてきれいなんでしゃ…

久しぶりのランチ

自粛解除になって、このところ目が回るような忙しさです。 単純に生活が元の通りに戻るわけではありません。より煩雑な対策が必要になってきて、周囲の人たちとのすり合わせもなかなか大変な作業。何が大事なのか、何が必要なのか、何を怖がるべきなのか解釈…

抒情文芸 「定点観測」

抒情文芸の2020年夏号に、短編小説「定点観測」が載りました。多くの方に読んでいただけると思うと嬉しいです。 この3月から4月にかけての自粛期間、森のなかで書いたものです。内容もその通り。 このとろ、ピッピの運営会議等も森の中でが定番になっていま…

読書会再開に向けて

市民フォーラムでの10時から12時のお茶会、13時半~15時半の読書会を今月から予定していますが、色々制約がありますので追記します。一番大事なこと、参加する場合は検温してきてください。検温してこないと参加できませんので気をつけてくだいね。飲食禁止…

読書会再開します。

皆さん、お元気でお過ごしでしょうか。 自粛生活では不自由とストレスを感じつつも、今まで忘れていた自然の恵みなど様々な気づきがあったような。すべて悪い面ばかりではなかったような気もしています。 緊急事態宣言が解除されましたので、ピッピの読書会…

ペスト

緊急事態宣言下、私のメインの仕事は休むことができないできないものなのでほぼ今まで通り。そのせいかもしれませんが、余暇を散歩と読書に費やすようになって、実はとても充実しています。 もともと散歩はよくするのですが、街中を避けて自然の中を歩くよう…

ステイホーム

緊急事態措置が継続になりましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 私の仕事は休むことができない部類のものなのに加えて、このところ家族の食事作りも増して忙しくしています。疲れてしまったので連休は1週間ほど休みをとりました。 といってもどこかに…

お久しぶりです。小説書いてました。

書き忘れていましたが、今月予定されていた総会や読書会はありません。今月のピッピの活動はお休みです。緊急事態宣言がでて、更にそれが全国に拡大され、世界がどんどん変わっていきます。 そんな中で、今月15日締め切りの「抒情文芸」に短編を投稿しようと…

縛られた男

感染が心配との声もあり、先月末の読書会はせりがや公園、桜の木の下で行いました。 取り上げたのはイルゼ・アイヒンガー「縛られた男」です。ややカフカ味も漂う不可解な物語。ウィーン生まれ、23歳で終戦を迎えたユダヤ系の作家ですので、やはり戦争体験が…