物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

「紙の動物園」読書会

報告がすっかり遅くなってしまいました。
メンバーのとっておきの1冊『紙の動物園』、新しいメンバーも増え、こんな時期ですが賑やかな読書会となりました。
何より、母と息子の微妙な関係、愛情のあり方の物語は身につまされるものがありました(TT)
……亡くなった息子との語らいを描く、イーユン・リーの新作『理由のない場所』の話も出ました。この本も、読書会でとりあげたい1冊です。
ケン・リュウ『紙の動物園』、ガラスの動物園を意識しているのでしょうね。
でも、ここでは折り紙なんですよね。軽くて柔らかくて繊細。有機的でもあります。日本のアニメーションの動きも想像されて、言葉による物語が描く世界の広さについて考えさせられました。
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今月は23日が定例会です。読書会のテーマは、藤野可織『来世の記憶』です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m