物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

詩と批評 『ユリイカ』 の 今月の作品に掲載

このところ急に近いところに焦点が合わなってしまって…。たぶん老眼ですね。今日、度数を一段階落としたメガネを作ってきました。これで、本が読みやすくなります。 それで、メガネ屋さんの近くの書店で雑誌『ユリイカ』を手にとったら……あれっ、私が投稿し…

ジュンパ・ラヒリ

今、ジュンパ・ラヒリの『見知らぬ場所』(小川高義訳 新潮社 2008)を読んでいます。以前話題になって読書会でもとりあげた『停電の夜に』からだいぶ進化していることにびっくりしました。本作はフランク・オコナー賞を満場一致で受賞したそうですが、表題…

土曜日の午後

人の波に乗って歩いていたらショッピングモールに着いてしまった。びっくりして引き返し、橋を渡る手前で土手に出る。草地におりて歩く。一瞬、日差しに目がくらんで色が反転する。 夫が「ヘビがいるぞ」と脅かす。河原をざくざく歩く癖がついているのだ。ち…

ダブル読書会

↑子どもの本の読書会の様子です。課題は絵本『ザガズー じんせいってびっくりつづき』で、8人の参加です。子どものそのときどきの変化(成長)をいぼいのししや毛むくじゃらの生きものにたとえるところがリアルで面白いのですが、どうしたわけか親の変化(…

ブルーベリーケーキと社会教育

子どもの誕生日を忘れていて、急きょケーキを作りました。家にあったブルーベリーで作ったのですが…こうして見てみたら慌てている感じが出過ぎてますね。写真も焦っているかも。あっという間に食べてしまいました。 実は、ケーキを作っている途中、お世話に…

元気づけてもらいたくて読んだ本

とりあえず、本はある程度は読んでいるのですが、このところ妙に忙しく、気がかりなことが多くてなかなか創作活動ができません。 元気づけてもらいたくて再読したのが、まずアゴタ・クリストフの自伝『文盲』(掘茂樹訳/白水社)です。この方は2年前に亡く…

すいすい童話館

いつからだったか忘れてしまいましたが、もう十何年(何十年?)も前から義母がスイミングスクールのスウィングループ季刊新聞「す~いす~い」に童話を連載してまして、私もイラストを描かせてもらっています。義母が引退したほうがいいのかなぁとようなこ…

『おぼえていろよ 大きな木』読書会

佐野洋子『おぼえていろよ 大きな木』という絵本の読書会をしました。ここに出てきてなにかと「おぼえていろよ」と捨て台詞を吐く“おじさん”、と“大きな木”をどう読むかということなんですけど、大人はつい夫婦や母子の比喩ではないかなどあれこれ飛躍させて…

ポール・セロー

このところ、どうでもいいことから深刻なことまで色々な悩み事が重なって、自覚のないまま鬱々としていたようなんです。でも、ひとつひとつ地道に片付いてはいて、少し安堵。昼食後のひととき、ポール・セローの短篇集『ワールズ・エンド(世界の果て)』を…

読書案内『ピッピのくつした』 と 今後の予定

今日は次号『ピッピのくつした』の編集計画を立てました。『ピッピのくつした』は町田市の図書館や公民館等で無料配布している市民目線の読書案内。写真のテーブル中央にあるオレンジ色の冊子が前々号です。 次号の発行目標は10月はじめ。特集は何がいいか…

一所懸命さ と J.M.クッツェー

中学校の体育祭を見学しました。ほんの何年か前に行ったときは自分が本気で走ったらまだまだ負けないのではないかと思ったのですが、今回はもう絶対に勝てないなぁとしみじみ実感しました。いや、愕然としました。まさか以前見た子どもたちより、今回の子ど…