2016-01-01から1年間の記事一覧
日付が変わってしまいましたが、昨日、高校演劇の関東大会に行きました。茨城の清真学園高等学校 「ひたすら、国道51→6号線。(仮)」を観たいなぁと思ったもので。きちんと現在の茨城の視点につくりなおされていて、胸にくるものがありました。 この作品…
あまり寒くならずに過ごしやすいはずなのに、今年の暮れは妙に疲れていまして…。 書こうと思うこともあれこれあり、ブログを更新しようと毎晩思うのですが、諦めて寝てしまう日々でした。年賀状もまだ白紙のままです。 今夜は「月刊社会教育を読む会」もあっ…
暮れもだんだん押し迫ってきました。ブログもなかなか更新できないまま、疲労がたまって、週末は家族で温泉に… という元気も余裕もなく、多摩線が最寄りの、源泉からひいているらしい、天然くりひら温泉に行ってきました。ナトリウム-炭酸水素塩温泉で、肩…
明日は16日は読書会でーす❤ 10時~12時は、せなけいこ作の絵本、13時半~15時半は、レベッカ・ブラウンの短編「パン」をとりあげます。場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。…中年世代中心(^o^)/ 夕方18時~19時半には、文学館ことばらんどの1階ロビー…
12月半ばになり、さすがに寒くなってきましたね~。読書会シーズンではないでしょうか。 ささやかだけれど役にたつ読書会のお知らせです。 12月の例会は今週16日(金)、場所は町田市民フォーラム3階多目的室です。 ★午前(10時~12時)…せなけいこ作の絵…
「抒情文芸」冬号が届きました。以前、2年前まで小説の撰者をしてくださっていた伊藤桂一先生が99歳の天寿をまっとうされたとのお知らせを読み、とてもショックです。本当に、ぎりぎりまで読んでくださっていたのですね。たくさんのお言葉にどれだけ励まされ…
12月になりましたが、暖かですね。それでも、ご近所に棲息する猫さんたちはふかふかした冬毛になって、ひとまわり大きくなった感じ。自然に衣替えっておもろいですね。 この猫さん、だいぶ毛足の長いコートを着込んでいるように見えました。ケータイを向け…
小説を書き始めよう、書き始めよう、と思いながら勢いが足りなかったのですが、やっとこぎ始めた自転車のような状態です。抒情文芸の締め切りまでにはまだ1カ月あるので、それとは別に、しばらく自由に進んでみようかなぁと思っています。 先日の読書会でと…
昨日は西荻窪の奇聞屋というお店での「ぽえとりー劇場」というイベントに参加してました。私はそういうものに参加したことがありませんでしたが、「今回はスラム(競技として朗読を競う)というより、シンプルなオープンマイクで分かち合いを大事にするイベ…
昨日の読書会は、前半はメーテルリンクの「青い鳥」、後半はアーウィン・ショーの短編「夏服を着た女たち」でした。いつも午前午後で関連のあることが多いのですが、違いが際立ちました。 「青い鳥」は、ベルギー生まれのメーテルリンクによって1908年に書か…
最近、続けて読んでいた戯曲のひとつ、90年代にアメリカで書かれた「ウィット」について少し。 小学校教師のマーガレット・エドソンという人が書いたものです。社会的地位を得た英文学者である50代の女性が、突然末期ガンを宣告されて激しい副作用のある辛…
前回の流動的読書会で本谷有希子「犬たち」をとりあげて、若い方々と色々お話したのは妙に印象に残りました。たぶん、40代から50代の私たちのとらえ方と少々違っていたからではないかと。 この物語、人嫌いで町の人々とは距離をとるのに、無数の真っ白な…
先週の土曜日、町田市文学館ことばらんどで島田氏連続対談の二回目に参加しました。歌人東直子氏とのお話。短歌というのはどうも苦手ですが、短歌と小説は距離があるという島田氏の話に、やはりそうなのかと。自分の気持ちを表現することに興味があるかなの…
先週の金曜日、若者中心の〈流動的読書会〉で読んだのは本谷有希子氏の「犬たち」という短編です。『異類婚姻譚』に入っている短編です。 これ、ピッピのあるメンバーが読んで「え、何これ、わからない」と言い出したことがきっかけで何人かが読み、人嫌いの…
すみません。酔っぱらっていてお知らせが遅くなりました。 おかげさまで、ついに読書案内「ピッピのくつした 20号」ができました~❤ 全部メンバーの手作りです。 町田市各地の図書館に置いてありますので、欲しい方はもらってくださいね。
今日は、読書案内「ピッピのくつした 20号」の印刷と製本があります。 N編集長より: 16日(水)13時~16時頃、中央図書館6階小会議室にて、冊子の製本作業を行います。飛び入り参加、歓迎。作業の後、できたてホヤホヤの「ピッピのくつした」をお持ち帰り…
このところ演劇をたくさん見ていました。プロの劇団ではなく、若者による公演です。 まず「ロミオとジュリエット」を見ました。美しい若者を見るだけで楽しいし、迫力があったし、演技も上手でしたが、何かもやっとした気持ちが残り、なんなのだろうと考えて…
先月の読書会で大江健三郎「死者の奢り」をとりあげたのですが、参加者のみなさんに読解が非常に難しいようだったのが、どうしてなんだろう…とじわじわダメージを受けています。日本でたった2人しかいないノーベル文学賞作家の本を読めないのは悲しいですよ…
昨日は町田市文学館開館10周年の記念企画として、島田雅彦氏×古事記の研究をしている三浦佑之氏の対談を聞きに行きました。連続対談の一回目です。「古事記」のマヨワの物語とハムレットの共通性から、シャーマンと作家、DNAやゲノムの話にまでなりました…
「デリリウム17」の後でしたので、大江健三郎の「芽むしり仔撃ち」を読んだのはショックでした。思い切りガツンと頭を殴られた気分。ライトノベルではなく、リアリズムで表現するとこうなるんだな…とも思い知らされました。 描かれ方の違いは大きいですよ。…
このところ大江健三郎の初期の短編を少しずつ読んでいますが、気分転換にアメリカのベストセラー『デリリウム17』を読んでみました。 ハリーポッターシリーズをはじめ、この本のような、子ども(若者)から熟年まで幅広く読まれているクロスオーバー・フィク…
和光高校の文化祭に行って、演劇部の「光の届かない国」を見ました。 地図にものっていない世界に忘れられた小さな国。何かの実験なのか、ドームのような頑丈な分厚い壁に閉じ込められ、パーチという機械によって光や空気や水を供給してもらっています。とこ…
玉川学園駅周辺のアーティストを結ぶギャラリーウォークが開催されており、ピッピのメンバーでもある立川さんのアトリエまあんに遊びに行ってきました。すっかり長居してくつろいでしまいました。 またまた写真を撮り忘れておりまして、なんと言葉で紹介した…
町田市文学館ことばらんどで、明日10月28日午後6時から流動的読書会があります。テーマは太宰治「恥」です。最初に朗読をしてから、話し合いをします。 飛び入り参加も歓迎します。みなさんよろしく(^-^)/ 現在、読書案内「ピッピのくつした」20号の編…
昨日、神楽坂の日本出版クラブ会館というところで、抒情文芸40周年記念パーティーがありました。雑誌に様々な形で関わった多くの方々、作家や詩人やエッセイスト、著名な方々も何人も駆けつけてこられ、40年こうした社会に意義のある活動を続けることがどん…
昨日の午前中の〈子どもの読書会〉は林明子の絵本でした。自分たちが子どもの頃にはなかった絵本のせいか、私はあまり子どもに読み聞かせなかった絵本です。他にもそういう方が何人か。そんなこともあって、4冊ほど朗読し合ってみました。 「こんとあき」「…
万葉の湯に行ったばかりなのに、夫が自分も温泉に行きたいと言い出し、一緒に行こうと誘われて、今日は湯河原に。夫は観光気分を味わいたいらしく、電車の中でお弁当を食べたり、神社にお参りしてご神木に触ったり、万葉公園に行ったり。バスに乗らなかった…
今日投稿締め切りの小説を仕上げるために…と言ってもごく短いものですが、ここのところ、小説世界に入るのが快感でもあり、しんどくもありました。体力を使うらしく、かなり疲れます。 まず書いている世界の季節が違うというのがひとつのハードル、主人公が…
ノーベル文学賞に、ボブ・ディランが選ばれたそうですね。 ここ何日か生活の隙間で小説を書いていたら疲れ切ってしまい、喘息の気配もあるので、早寝してしまいましたので、今朝、夫に「意外な人だよ。だあれだ?」などと言われてしまいました。 確かに聞い…
また急いで小説を書いているのですが、どうもぴったりこなくて、数学の問題を微妙に間違えて解いてしまってもやもやしているような気分です。どこがしっくりこないのか、わからない…。ちょっと休憩。 気分転換に、またハエトリグモの本を眺めていたら、ああ…