物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イエスの幼子時代

昨日は市内の小学校に国語の出張授業ということで〈物語に入っちゃおう〉の演劇ワークショップをしてきました。 数冊の絵本読みの後、アプローチとしてメリハリのある物語としてイソップ童話の「北風と太陽」をとりあげ、メインの「ぐりとぐら」にもっていく…

聲の形

昨日、夫婦で映画『聲の形』を観てきました。 これは、映画を観た人に配られたスペシャルブックです。中に漫画がありました。そうなんですね、漫画なんですね。 漫画で話題になって、ピッピのメンバーの多くも読んでいるそうなのですが、私は漫画も読んでい…

ラプンツェル、カーヴァー、不可思議/wonderboy

昨日は読書会が3つありました。お疲れさまでした。 ひとつめは、グリム童話の「ラプンツェル」です。ラプンツェルってレタスのことらしいです。色々なバージョンがあるようですが、もともとの古い昔話はこんな感じのようです。 痩せ細った妻が隣に住む魔女…

異類婚姻譚

雨が続きますね。 9月は雨の多い月、季節の変わり目のせいなのか、喘息になりそうで警戒します。ちょっとしたことに誘発されて発作が出てしまいますのでね。 少し前、友人に山田詠美『蝶々の纏足』をすすめられて再読しました。1987年に出版されてすぐ読んだ…

ヘッドマッサージ

夜、眠れないということは私にはなく、いつも倒れるように眠っているのですが、家族の生活リズムがそれぞれ違い過ぎるのが難点。主婦として家族のケア活動をしていると、どうしても寝不足になってしまいます。 このところそれが続き、頭が覚醒したまま緊張が…

光の届かない国

先日、高校演劇の地区大会があり、私も観に行きました。私が帰ったあとの公演を観た子どもに、都大会出場はならなかったけれど和光高校の演劇が良かったよ、と話を聞きました。『光の届かない国』というストーリーだけ聞くと救いのない物語。 厚い壁でできた…

お嬢様がた

雨が続いてますね。 傘をさして歩いていたら、つるつるした石塀の側面でコクワガタが動けなくなっていました。よほど困っていたらしく、手を差し出したら乗ってきたので、そのまま手首に座らせて歩いていきました。ぷっくり太ってチャーミングな、いかにも健…

お祝いの会

昨日は〈ピッピのくつした〉のみなさんが、抒情文芸小説部門の賞を受賞したお祝いをしてくださいました。なんと有難いことでしょう。 みなさんには、私が好きな野草の花束をはじめ、心のこもった言葉、心のこもったものをいただきました。私が好きな絵本を朗…

ラサへの歩き方

次号の読書案内「ピッピのくつした」の編集が始まっています。「漱石」と「猫」特集になります。 原稿の中で、どなたかが紹介文を書いていた中国映画「ラサへの歩き方」を観てきました。祈りの2400kmとサブタイトルがついている通り、ひたすら五体投地をして…

待宵草と月見草

まだまだ暑いですが、季節がうつり変わっていることを日々感じています。最近よく出会うのは、ぷりんと屹立したキノコです。つい「元気ですねぇ」と声をかけてしまいます。 というのも、プチプチさんもコメントに書かれていましたが、夏の疲れが出たのか、こ…

抒情文芸最優秀賞

いつも投稿させていただいている「抒情文芸」が創刊40周年だそうで、今のこの厳しい世の中で、これはすごいことだと思います。 このたび、その40周年記念号の抒情文芸最優秀賞の小説部門に選んでいただけることになりました。青天の霹靂と言ったらよいのか……

夕方デモクラシー

エネルギーを補給するため、近くの高校の文化祭に行って3年生のクラス演劇を3つと演劇部の公演を観てきました。高校生のみなさんの劇はさすがにパワフルですね。お客さんの多さにも驚きました。 ただ、意外だったのは、共通のテーマが「家族関係」だったこ…

誕生会をありがとうございました。

自分の誕生日が近づくと憂鬱になるのは、いつも決まって嫌なことが起こるからなんですよね。何年か前まではいつもこの時期に喘息の発作を起こすということもありました。そんな私のひそかな不安を気遣っていただいたのでしょう、心優しい友人のみなさんが誕…

つぶつぶ

昨日からの虫続きです…。虫が嫌いな人は読まないほうがいいです。 我が家には小さな庭がありますが、そんな猫のひたいほどの庭にも放っておくとあっという間に草木がはびこってジャングル状態になります。私が刈るには限界があって、なんたって専門職の夫に…