物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

みなさん、元気でお過ごしですか?

来るだろうなぁ…と思ってはいましたが、じわじわ生活に影響しているのを体感している今日この頃です。
みなさん、コロナ禍の世界を、どうお過ごしですしょう?
余分な時間が増えて読書や執筆活動が進むと思いきや、ブログを更新することすらままなりません😓
うーん、落ち着かないのでしょうか。
いや、私が外でやっている2つの仕事は減りませんので自分の時間は増えていないのです。それどころか主婦としましては家族が家に揃うことが多くなって家事仕事が確実に増えていますね。と言い訳したりして。
それにしても読書量が減りすぎてるよなぁ😰

ピッピの活動も部屋の中に集まるのは危険かもと思い、先日の運営会議は公園で行いました。
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来週(3月27日)は読書会がありますが、場合によってはこの場所に変更しようかと思います。
イゼル・アイヒンガー「縛られた男」を取り上げますよ。読んでない人がいたら朗読もしようかな。桜を見ながら読書会というのも風流かもしれないですね。

ウトヤ島、7月22日

先日、エリック・ポッペ監督の映画「ウトヤ島、7月22日」を、1人では勇気がなく友人たちと観ました。
動機としては、わりと近い地域で起こったやまゆり園の事件の裁判、記事を読むほどやりきれない気持ちになってしまって、もう少し理解したいと思ったのです。さすがにここまで行動を飛躍させていってしまうことはほとんどないとしても、そのベースとなる心理は身近なところにもないとは言えませんから。
2011年のあの事件、日本では震災のあった年なので記憶に特に強く残っています。たった1人の犯人によるノルウェーの連続テロ事件の2つめの銃乱射事件をもとにした、ドキュメンタリーではなくフィクションです。
警官の扮装をした犯人が島にキャンプに来ていた大勢の若者たちを銃で撃ち続ける様子が、狙われる側の視点で、ワンカットで撮られています。

映像の中の若者たちが仲間同士で逃げたり、助け合ったりする心理がすごくよくわかる。いざというとき、自分の身を守ることと、他者を助けるということの違いはそれほど大きくないのかな、とも。
かなり丁寧に、リアルにつくられているので、観ているときに友人が近くにいても怖いには怖いです。でも、1人でなくて良かったと思いました。

そして、この映画を観終わったときに、犯人に対して抑えられない怒りに燃えるのはわかるとして、感じるかもしれない別の環状や居心地の悪さについて考えてしまいました。
強いものに従ってしまう人間の弱さみたいなもの。そういうものが、事件が起こるベースにあるのではないかと。

草木とみた夢

今月の読書会では、ヨナス・ヨナソン「窓から逃げた100歳老人」について語り合います。2月28日(金)、場所はいつもの町田市民フォーラム3階多目的室です。参加する方はできたら読んできてくださいね。
ただ、この本はベストセラーだと思うのですが、意外に読みにくいという意見も寄せられています。読めなくて参加するのもありですので。どこが読みにくいのか考えるとまた何か発見があるかもしれませんね。
ヨナス・ヨナソンさんはスウェーデンの作家。スウェーデンの代表的な物語といったら、もちろん「長くつしたのピッピ」ですよね!

今日は仕事の後にこの絵本を読みました。
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牧野富太郎さんの植物図鑑はあまりに有名です。私も何冊か本を持っていますが、人となりをあまりよく知りませんでした。小学校しか出ていないけれどもひたすら研究に打ち込み、65歳で理学博士の学位も受けたのですね。
94歳まで一生を好きなことに捧げたというその重みは、絵本を読んでいても十分伝わってきました。本物の知というのはそういうものなのではないかな。油断していたので、つい泣けてしまいましたよ。

幡野広志のことばと写真展

今日は仕事がお休みだったのでウォーキングも兼ね、渋谷パルコにて開催の写真展に。f:id:machienpro13:20200213125930j:plain
少し前に幡野さんの本を読んで共感し、Twitterも読ませてもらって、写真を見たくたくなりました。
でも、タイトルにもあるように純粋な写真ではなくて言葉とセットなんです。それも良かった。写真展を見て、凝っていた気持ちが楽になりました。表現ってすごいなぁ。f:id:machienpro13:20200213124446j:plain
都庁の写真にすごく惹かれました。たぶん見ている視点の自由さに気持ちが解放されるんです。写真の写真でもリアルですね。
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本当にそうだなぁと思います。
誤解を誤解のまま済ますって私にはものすごくストレスです。そういうことが日々多すぎるんですよね。世の中、思考力が大事だと言われているのに、そう言われるほどますます思考が不自由になっていくような…。
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そうなんですよね。どうしてなんだろう?
コミュニケーションに言葉は大事だけど、言葉だけでは足りないのかも。

たぶん、読書会も言葉を読むことが重要なのではないんですよね。その人のことや状況を想像しなければ、それを自分の頭で考えなければ、何も読みとれないんじゃないかな。

みえるとかみえないとか

今月の読書会は2月28日(金)13時半から、「窓から逃げた100歳老人」をとりあげます。午前中(10時から)のお茶会もあります。よろしく(^o^)/

今日はお仕事で、手が空けば児童書にブッカーをかけていました。最初はYouTubeで見た通りにはいかず緊張しましたが、最近は要領がつかめて工夫もできるようになってきました。
こういう手作業は自分に向いているなぁとしみじみ。私のベースは工学部ものづくり系なんだろうと思います。
大昔、中学生の頃に技術家庭科という教科がありました。今もあるのかな? 当時は、女子の場合、1年のうちの1/3が技術科で、2/3が家庭科でした。私は技術科になると10段階評価で成績は10でしたが、家庭科になるとがっくり成績が下がったものでした。2/3技術科の男子が羨ましかったなぁ。
どう考えても理数が得意だったのに、文学部に進みました。苦手教科の国語ばかり勉強して。小説が書きたかったからですけどね。
でも、文学部で小説を書く勉強ができるわけではないことに気づいて、半年くらい技術を学んで電気設備会社に就職。図面をかくのは楽しいし、大好きでした。
子育て終わりつつある時期から、今更ですがまた小説を書きたい熱が上がって、小説書こうとがんばってますけどね。
一般に、女性の人生は回り道ばかりだと思いますが、私の場合は回り道というよりぶつ切れですね。自分的には一貫性があるのに、いつの時代も社会とのズレがある。
というか、いつも左右両方向に引っ張られてどっちにも行けない。でも、真ん中には私の生きる場所がない。
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ブッカーかけの合間にこの絵本を読んで、すっごくわかるなぁと。目の見えない人のことをうまく体感できるように工夫されてる本なのですが、これ、同じだなと。
そう思う女性は多いかもしれませんね。

上野千鶴子さん講演

第20回まちだ男女平等フェスティバルの初日にホールのオープニングとしての上野千鶴子さんの講演に参加しました。上野さんのお話を直接聞いたのは実は初めて。お話はわかりやすくシャープにまとまっているのに内容は構造が複雑で深い。さすがだなぁとため息が出ました。

タイトルは「支え合いと連帯で目指すジェンダー平等社会~男女平等参画はゴールかツールか?」というもの。上野さんはアプローチとして、フェスティバルのチラシのどこにも男女平等参画という言葉がない、すべて男女平等で統一してある、町田の民度は高いんですね~と述べていました。会場の一部が沸いて、そういう意識があるんだなぁと。

上野さんを招いた経緯を私は知りませんが、昨年度東大入学式の祝辞は関係しているでしょうね。講演の中でもその話が出ました。

その恵まれた環境と能力を、人を貶めるためではなく助けるために使ってくださいという部分。そこをノブレス・オブリージュと解釈されることが多いけれど、そうではないと上野さんはおっしゃった。
祝辞のその部分にはまだ続きがある。自分の弱さを認め、支え合って生きて下さい、と。

障害を持ったお医者さんである熊谷晋一郎さんの「自立とは、誰かひとりに依存していると思わないでいる権利」という言葉を紹介して説明してくれました。それはそうです。強者のまま一生を終えられる人なんていませんからね。でも、なかなか理解されないことなのではないかな。

講演前のオープニングセレモニーでは、20年の振り返りごあり、過去のチラシも会場にも展示してありました。

第2回のフェスティバルのチラシに自分の絵を見つけました。このとき、イラストを描いてたんですね。そうそう、乳飲み子を抱えて会議に出ていたんでした。

子どもが生まれたことで、両親と自分の関係の暴力性に少しずつ気づいていた時期。私にとっては非常に苦しく精神が壊れかけていた時期です。
当時は男女平等参画とかジェンダーフリーという言葉がもてはやされていましたが、違和感がありました。そういう言葉を使っても苦しさは軽減されなかったからです。

男女平等参画ではなく本当に大事なのは真の平等ではないのか、という意見を言って、サブタイトルに入れてもらった記憶があります。
壊れかけているだけでなく、今より未熟だった私には、反論されつつそれを言い切るのは大変な負担でした。
結局、そのあとのショックな事件により鬱病を患いました。でも、まあ、それは必要でしたね。
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第20回目のまちだ男女平等フェスティバル

2月1日、2日は、まちだ男女平等フェスティバルがあります。なんと20回目だそうです。ピッピもその少し前に立ち上げたので、今、20年目の活動をしていることになりますが、20年の間には色々なことがありすぎて簡単に回想できません。長く続けることというのは本当に大変なことですね。

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フェスティバル前日の今日、その準備をしてきましたよ。読書会の宣伝やお茶会の宣伝も忘れずに。

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ピッピの展示はこんな感じです。

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皆さん良かったら見てくださいね!