物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

夜更け、読書

後の活動予定(↓終わったものは随時報告していきますね)

524日(金)10時~フォーラム3階多目的実習室〈ストレス発散おためしワークショップ〉

▲ 短時間ずつ別の人が担当して3種類の予定。体を動かす系と、音楽を使う系と、私は詩を書いて発散してもらおうと思っています。最近私も詩を書いていないので、自分のためにも。

       13半~フォーラム3階多目的実習室 田中慎弥共喰い』読書会

▲ 読書会は担当者が作品と作家についてのレポートを発表してからみんなでディスカッションしながら作品世界を探っていく感じに進めています。この日は、80代男性メンバーの担当です。

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 このところ、ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」を1日50ページを目標に読んでいますが、それが難しく、なかなか読み終わりません。あまりにエネルギッシュで。途中、村上春樹の新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」をはさんで読みました。こちらは、なんだか痛々しく感じられましたが、意外にこの2冊には共通点があるかな?と思ったのは、一緒に読んでいるからなのか。

 そんなこと書いていないで早く寝ないと、明日が大変…。

★追記

ブリキの太鼓」は池澤夏樹氏の世界文学全集で読んでいますが、やっと3部に入って450ページあたり(600ページくらいあります…)。戦後、オスカルが民衆大学や文化センターや教会で学びまくって、色々な人たちと出会って幸せを求め始め、視界が開けてきたところ。なんだか、現代はこれを逆向きに進んでいる感じで、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が痛々しかったのもそのせいかなと。人とつながるのが難しいというか。個々の性格だけじゃなく、難しくなってきたのかなぁ…と。これを機に村上春樹氏の作品を読書会でとりあげてもいいかなぁと思いました。「色彩~」は新刊で難しいと思いますので、デヴュー作「風の歌を聴け」なんてどうかしら?(5/23)

→ 日は決まってませんが、9月に「風の歌を聴け」の読書会をすることになりました。