物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

ワークショップと読書会

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 5月24日のクショップは体を動かすものが多く、かなりヘトヘトになりました。そうとうストレス解消なったのではないかな。体を動かしたせいか、詩をつくるワークショップも言葉がどんどん出てきて、頭を働かせる前にやっぱり体を動かすことが大事なんだなぁと実感しました。

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 読書会は去年芥川賞をとった田中慎弥さんの「共喰い」がテーマ。これ、性的な描写の多い小説なんですが、レポーターが年配の男性だったのがやっぱりグッドでした。なかなか刺激的なレポートの発表の後、女性陣がそれをどう前向きに読み解いていくか、というか、男女の読み方の違いが面白かった(笑。

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 ただ、子育て中の参加者が多かったので、最終的に親子関係にスポットがあたりました。一般常識から見たらちょっとどうかと思う両親だけど、それぞれ自分の立場を貫きつつ息子を愛し、親としての責任を果たそうとしているところはすごいなぁと実感するところまでいきました。自分の子育てを振り返るきっかけになりますね。息子の側から親を乗り越えるということにもスポットが当たったのですが、これについては時間切れ。

 読書会では、参加者の色々な視点で見られるため、思わぬ発見があり、精神的な距離を移動できるような気がします。昨日は普段参加していなかったメンバーが参加してくれたため、いつもはない手掛かりがあって助けられました。