物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

図書館まつり 朗読&読書会

図書館まつりの午後は、文学館ことばらんどに移動して、チェーホフ「すぐり」の朗読&読書会というのを開催しました。
朗読するだけで30分かかってしまうので、読書会は1時間の予定でしたが、意外なところで話が盛り上がりだいぶ延長してしまいました。
意外だったのは、前日に定例会で同じ作品の読書会をした時とはまったく違う方向に走っていったことです。メンバーが老若男女色々な人がいたせいなのでしょう。やはり読書会はメンバーによって変わるものだなぁと実感しました。
このお話はチェーホフらしく、短編ではあっても色々なものが詰まっていて色々な受け取り方ができるというもの。登場人物は年配の2人と、若者といっても40歳くらいの地主の男性。水浴場で体を洗った後に3人で会話をしているのがほとんどの場面です。話題は、年配の獣医の弟の幸せについて。
すっぱいすぐりを「なんてうまいんだろう!」という弟を見ている兄が、それをどう思ったかということ。
幸せというのは年齢によって感じ方が違うのではないか、という男性参加者の視点が面白かったです。
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