物語とワークショップ

ピッピのくつした/まちだ演劇プロジェクト

利用者交流会

今日は公民館(生涯学習センター)で利用者交流会があり、ピッピのメンバー何人かと一緒に参加してきました。

最初は基調講演として「公民館はカルチャーセンターか? ~いま問い直す、公民館の公共性~」という、君津市の布施利之氏のタイトでシャープなお話を聞き、心が洗われるようでした。こういったテーマでもやもやが少しも残らない話を聞いたのは、本当に10年ぶりくらいじゃないでしょうか。

(……予算削減は仕方がないこととして、まっとうな心を捨ててしまった偽りの言葉によって破壊されたことがいかに多いことか。くわばらくわばら、過去の恨みごとは言いますまい。)

その後、5つのテーマの分科会があり、そのひとつの分科会をピッピで担当することになりました。予定では演劇ワークショップをとり入れようと考えていたのですけれど。高齢の参加者が多かったので、体を動かすことに不安を感じ、急きょ、グループでとことん話し合ってもらう、という内容に変えました。

70代、80代と言っても、皆さん現役で色々な団体の中心になっており、一家言もっておられるので、しゃべりはなかなか強力でした。それから、情報としてはなかなか参考になることが多かったので、今日は得した気分です。

一緒のグループになった75歳の男性の言葉で印象的だったことが3つありました。

 1.課題や目標を決めて、続ける

 2.何となくではなく、意識してする

 3.記録する。つまり、現実を見る。

面白いでしょ。これは、実はウォーキングの話だったのですが、私たちの活動にもあてはまるのではないか、と思いました。

最初の布施さんのお話に、「公民館でサークル活動するとボケにくい」という言葉がありました。「本当にそうなんです」と布施さんが繰り返しておられましたが、それは、私も50を過ぎて特に実感するところです。本当にそうなんですよ。

皆さん、ピッピの活動を大事にしましょうね。